自販機や船までも編みこんでしまうハイパーニットクリエイターとは!?

(前編) スキマなゲストにハイパーニットクリエイターの力石咲さんをお迎えしました。力石さんがハイパーニットクリエイターになったきっかけやこれまでの作品についてお伺いしました。 (2017年2月7日、14日OA分)



力石さんは、何でも毛糸を使って編み包んでしまうアーティストです。
アパレルの洋服を編むわけではなく、芸術品として物を編んでいます。
これまでの作品集を見てみると、看板、公衆電話、テーブル、椅子、木などいろんな物を編み包んでいます。

編みこめない物はないのではないかと思ってしまうくらいです!
これまでに一番大きな物を編み包んだのは7mくらいある船だったそうです。およそ200キロの毛糸を使ったそうなのですが、五郎さんもしょこたんも船が沈むんじゃないかと心配していました。
でも、バンドメンバー10人ほど乗せて、船の上でライブパフォーマンスを行ったそうです。

力石さんの公式フェイスブックページに写真が掲載されていました!



そんな力石さんが、どうして編み物にはまったんでしょうか?

ちょうど大学の卒業制作をしているときにお友達から帽子の編み方を教わり、それがきっかけで編み物にはまったとの事。

ハイパーニットクリエイターになったきっかけは?

アーティスト・イン・レジデンスのコンペティションで入賞し、オーストラリアのゴールドコーストで二週間滞在した時。
いろんなプログラムが用意されていて、とても自分の作品を作る時間がなかった為、スキマ時間に編み物を始めて、作った作品を写真に収めて行った事がハイパーニットクリエイターとしての始まりだったそうです。

「苦しい状況の中で生まれたプロジェクトだったんだね。」と五郎さんが言っていました。

オーストラリアでは、ビーチの流木を毛糸で包んだり、出会った人の指を包んだり、ビール瓶を包んだりしたそうです。

しょこたんが編むのは早いんですか?と聞くと、力石さんが「そんな事はないです。ビール瓶は10分くらいかかります。」と言うと、五郎さんもしょこたんも「早いよ~~~!!」と突っ込でいました。(笑)

力石さんの公式HP:
http://www.muknit.com/

(後編へ続く。)