第151回
ゲストは、編集者、評論家の山田五郎さんです。
今回は、著書「人生を面白くする 好きになる力」のお話から。
なかには、”好き者は、周りも幸せにする”という項目が…
山田「僕、情報誌、カタログ雑誌やってたから、
この服がいいよって載せるんですけど、
本当に好きで載せると出来が違うんです。
無理やりでも好きにならないと勝てない!」
杏子「やんなきゃいけないなっていうよりも、
ちゃんと向き合って面白いと思うと
全然違いますよね。」
山田「仕事好きじゃないって言う人いるけど、
好きって、実はあやふやな感情ですから。
世の中の大概の仕事は、好きでやっている人がいるわけでしょ?
だったら自分も好きになれないわけがない!」
“ラブラブなカップルほど、すぐ冷める”という項目も(笑)
山田「でもさ、杏子さんも同じだと思うけど
好きでこの仕事始めたけど、
”好きだけ”じゃ続けられないじゃん!(笑)
もうね、世の中に言いたい事なんてないよ!」
杏子「歌詞もね、恋愛のネタが尽きてね。嘘ついたりね(笑)」
作家:宇野千代さんの”書物は毎日書かないとダメになる”
という言葉が、山田さんを突き動かしています。
山田「歌もそうじゃない?」
杏子「歌は、定期的に人前で歌わないと…
100万回のリハより1回の本番ですね。
ただ、続けるのって難しいですよね」
山田「そうだよね〜もうさ、続けるのしんどい!(笑)」
そんな山田さんの得意分野には、”時計”も!
特に、いつできたのか不明だという、機械式時計の歴史が専門。
この日の収録の時の杏子の時計もチェック済みでした。
山田「時計がなければ、経度も発見されなかった。
海でくるわない時計を作ったのは、イギリスなのよ。」
杏子「でも、、、時間に一番縛られない
ごろーさんが言ってるのが本当面白い(笑)」
山田「そこなのよ、杏子さん。これ、時計好きにはよくあるんだけど。
『時計好きなひとは、時間にルーズ』なのよ!
自分がダメだから、基準がしっかりしてないと安心できないんだよ。
俺は、遅れる事は怖くないんだけど、
”どれだけ遅れているか”分からないのが、ものすごく怖い!!!
だから、時計が好きなのだ!!!!(笑)」
M1. Swing Swing Sing / 福耳
M2. Sweet Wine / Cream
M3. Wreck of the Hesperus / Procol Harum