2017.10.11~ 「ちょっとコロラドに温泉入りに行ってきた!」

第159回 ゲストは、温泉エッセイストの山崎まゆみさんです。 

日本だけでなく、世界中の温泉を巡る山崎さん。
ジャングルの温泉にも入りに行かれています!

山崎「混浴での出会いがすごい素敵だったので、
   温泉で世界中の人と出会っちゃおう!ハッピー!ぐらいの
   ミーハー心で行ったんですよ。」

アジア各地では、第二次世界大戦中、
日本軍が傷を癒した温泉が今も残され、
現地の方々が入られているのだとか。

山崎「日本人って温泉好きなのはわかっていましたけど、 
   戦地でも温泉を求めていた事が衝撃で、
   しかも、ラバウルのジャングル奥地の温泉に
   富山県にある 宇奈月温泉という実際にある
   温泉の名前をつけたりしてて、面白いな〜って。」

杏子「ラバウルか〜すごいな〜。本当に求めてたんですね。」

山崎「昭和17年に陸軍が作った地図には、
   温泉マークとか、宇奈月温泉と同じような温泉って
   書かれていたりして。陸軍の通称”温泉遊撃隊”という方々がいらして
   その隊長がまだご存命だったので、お話を伺って
   “戦地でどういう生活をしていたか” “温泉で何を思ったか”
   を書籍”ラバウル温泉遊撃隊”にまとめています」
   
アイスランド、ミーヴァトンの世界最北の温泉では
”温泉の中からオーロラを見る”という取材もされています。
湯けむりで産毛や眉毛が凍ってしまい、お湯から出られず
ずっとオーロラを待ち続け…それでもオーロラは見られなかったとか。

山崎「ヨーロッパの方々、水着をつけて入られます。
   それでみなさん、会社から戻ってきてから、
   温泉に入って暖をとりながら、
   ビールを飲んで長話しているんですよ。
   その時は、経済危機の時だったので、
   ”我が国の経済”について語っていましたよ(笑)」

杏子「面白い〜本当温泉入った時って素のままになりますもんね〜」

山崎「温泉を通じて、色んな国の人たちと出会えて。
   今、夢が叶ってるんです。」

杏子「私海外で温泉入った事ないな〜行った方がいいですよね!」

山崎「ぜひ!日本と同じものを求めるのではなく、
   もっとレジャー的な感じですね。場合によっては泳ぐ!みたいな(笑)」

山崎さんは、今年6月コロラド州の温泉を巡られました。
ロッキー山脈の周りの標高3000mの温泉があったり、
一周歩くのに10分以上もかかる世界最大の温泉プールに入ったり。
”BIG” “WILD”な湯量豊富な温泉との出会いを
たくさんされてきたそう。

山崎「コロラドの温泉行ってきた!って格好よくない?!」

杏子「ちょっとかっこいい!言いたい!(笑)」

M1. Circle  /  浜端ヨウヘイ
M2. My Secret Place  /  Joni Mitchell & Peter Gabriel
M3. Rocky Mountain Way  /  Joe Walsh