第165回
ゲストは、シンガーソングライター
松室政哉さんです。
松室さんの唯一の趣味は、映画鑑賞!
松室「曲書いているときも引き込もりなので、
唯一の趣味ですね、映画鑑賞。
外に映画館行くのもありますし、DVDもありますね」
杏子「しかもさ、どの映画も悪く言わないよね?!」
松室「映画好きなんで、映画として作られたものは全部尊敬なんですよね。」
特に好きだという作品は、、、『A.I.』。
キューブリック監督が死ぬ前に考えたストーリーだったものを
スピルバーグ監督が遺志を引き継ぎ作った作品です。
松室「スピルバーグ監督は、感動ストーリーにするのが得意なんです。
でも、この作品を、ぶっ飛んでいたキューブリック監督が作っていたら、
もっと哲学的で一般の人には理解されづらいものになっていたかもです。
それも見てみたい気がしますが、、、
このA.I.を初めて見たとき、泣いたんですすごい。10歳とか、11歳のとき」
杏子「え? A.I.のとき、10歳だったの?」
松室「今見ても、やっぱり感動しますよ。
本当の愛ってなんだろうって、今また注目されそうですよね。」
福耳のジャケットでも、映画監督の格好をしていて
今でも将来の夢は映画監督なのだとか。
以前、山崎まさよしさんが担当する雑誌の対談コーナーで
オフィスオーガスタのメンバーを演者にした作品を作ろう!
という話になったそうで…
松室「山さんとピストルさんが出て下さるっていうなら、
その時思いついたのは、刑事ものが面白いんじゃないかなって。
それぞれ違う正義を持って、二人とも組織からはみ出していて。
相棒ではないんですけど、1つの事件をそれぞれの理由で
お互いが解決していこうとするっていうのどうかなって。」
杏子「面白いじゃーん! 山にもすぐ撮れる?って言われてたよね(笑)」
松室「さすがにそこまですぐは撮れないって言いましたよ!(笑)
で、その雑誌にその対談が掲載されてて、タイトル見たら、
”松室政哉をよろしく”って書いてあって、泣きそうになりました」
杏子「いや〜いつか本当に撮って欲しいね〜」
松室「もっと僕が頑張って、”あの松室が映画撮るぞ!”ってなるように
したいなって思ってます。夢です。」
今後やってみたいことは、引っ越し!
上京以来5年間同じところに住み続けている松室さんに
“都心から離れても車を置けるところ”
”電気自動車買え”など、先輩たちから
たくさんのアドバイスも受けているとか。
そんな松室さんの “Spice Of Life”は、 『自分以外の誰か』!
松室「結局、人と話したり、街を見たり、映画見たり。
どんな考え方で、どんな生き方なのかを想像して、
曲作りの参考にしています。」
杏子「よ!監督!いいこと言うね!」
M1. The 満点!富士 / 杏子
M2. For Always / Lara Fabian & Josh Groban
M3. オレンジ / 松室政哉