多彩な外観を持つ足袋蔵とそれを再活用した行田市の、『足袋蔵とまちづくり』

放送後記

日本遺産。
その裏には数々の歴史的なドラマ・魅力的なストーリーが隠されています。
JAPAN HERITAGE~ラジオ日本遺産~。

今回は、「和装文化の足元を支え続ける足袋蔵のまち 行田」と題した
埼玉県の日本遺産の中から、行田市の、『足袋蔵とまちづくり』をご紹介しました。


江戸時代後期から昭和中期にかけて、行田市の足袋産業は大いに発展し、それにつれて足袋を保管する足袋蔵(たびぐら)が次々と出来ていきました。
一般的な蔵と違い、足袋蔵の中は中央の柱が少なく、床が高くなっている造りです。
沢山の商品や原料を扱いしやすくするためです。

そして何より特徴的なのはその外観!

純和風な土蔵、洋風な石蔵、鉄骨レンガ造り、
鉄筋コンクリート造りから、モルタル造り、木造まで、実に多彩!
これは100年以上もの間、時代によって新しい建築様式を取り入れながら
足袋蔵が建てられ続けたからなのです。

しかし足袋産業の衰退と共に、足袋蔵も老朽化。徐々に壊されるようなります。

これに歯止めをかけたのが、行田市民の声です。
「足袋蔵は歴史・文化的に価値があるもの」、と地元商工会議所の後押しで、平成16年にNPO法人が設立され、足袋蔵を活用したまちづくりが始まりました。

そして最初に再活用された場所が「忠次郎蔵」


国の登録有形文化財でもある、手打ちそば店として生まれ変わりました。
足袋蔵の独特な雰囲気の中で食べるお蕎麦は絶品です。


他にもカフェや博物館など見所は沢山!


ぜひ、あなたも日本遺産へ。新たな日本の魅力を再発見してくださいね。