本日の20時台 JAZZ&VOCAL NIGHTはユニバーサルミュージックのジャズ特集です~。

Today's Topic



本日はユニバーサルミュージックのジャズ担当プロデューサー・斎藤嘉久(さいとうよしひさ)さんをゲストMCにお迎えして、斎藤さんご自身が担当されたアーティストや、お勧めのアルバムをご紹介していただきました。

まず、1曲目は斎藤さんのジャズ・ヒーローであるウェイン・ショーター。
初担当となった2002年リリースのライヴ盤『フットプリンツ』から同タイトル曲をお届けいたしました。

2曲目はキース・ジャレット。
1999年、難病からの復帰作となったアルバム『ザ・メロディ・アット・ナイト、ウィズ・ユー』から。
これも担当された斎藤さんが初めてマスター・テープを聞いた時に感激した1曲で「アイ・ラブ・ユー、ポギー」を聞いていただきました。

3曲目はベーシスト、チャーリー・ヘイデン。
キューバの古い歌謡曲(ボレロ)を題材にしたノスタルジックな作品『ノクターン』からゴンサロ・ルバルカバのピアノが美しい「En La Orilla Del Mundo (アット・ジ・エンド・オブ・ザ・ワールド)」をお届けいたしました。

今年はボサ・ノヴァ誕生60周年、4曲目はボサ・ノヴァ生みの親であるジョアン・ジルベルト。
2003年の初来日公演を収録した『ジョアン・ジルベルト・イン・トーキョー』。
自身のギターとヴォーカルだけで聞かせたステージの収録から、曲は「ドラリシ」をお送りしました。

お次は、先月初来日したスペイン・カタルーニャ地方を代表する歌姫、シルビア・ぺレス・クルス。
その圧巻のステージに感動したので斎藤さんがお勧めしたい昨年リリースのベスト・アルバム『ジョイア』から「アイ・アイ・アイ」を聞いていただきました。

続いては最近のお勧め作品。音楽プロデューサー・ギタリスト・DJの3つの顔を持つイタリア出身の二コラ・コンテ。
今月25、26、27日と東京ブルーノートにて公演があります。
彼の最新作『レット・ユア・ライト・シャイン・オン』から同タイトル曲をお届けいたしました。

最後は来週発売の話題作。
ロバート・グラスパーとテラス・マーティンを中心に結成されたスーパーグループ、R+R=NOW。
9月の東京JAZZやビルボードライヴの公演が決まっています。
アルバム『コラージカリー・スピーキング』から曲は「チェンジ・オブ・トーン」でした。
(★ジャケット写真:収録アルバム『コラージカリー・スピーキング』UCCQ-1085 ユニバーサルミュージック)

来週はディスクユニオン坂本涼子さんをお迎えして、若手ジャズミュージシャンのご紹介です。

お楽しみに(^^♪