白戸太朗さん(左)と野島裕史
★身体を鍛えることで、一番変化があるのは…?
白戸さんの著書『仕事ができる人はなぜトライアスロンに挑むのか!?』を、ずっとうなずきながら読んだという野島。「特別なことはなく、身体を動かしている人がちょっとずつ感じていることを、ちゃんと文書化しよう」という想いから執筆されたそうです。
白戸:トライアスロンやマラソンもそうですし、自転車もそうなんですけど、ああいうエンデュランス・スポーツ(持久力系のスポーツ)って、人生の哲学みたいなものがすごくあるような気がするんですよね。スポーツとしてハードとか、そういうことだけじゃない、「真の魅力みたいなものを、どうやったら伝えられるんだろう」と……日夜考えているんですけどね。
7月25日(水)に発売された白戸さんの新刊『大切なのは「動く勇気」 トライアスロンから学ぶ快適人生術』では、これらのスポーツの楽しみがより掘り下げられているそう。白戸さんによると、“HOW TOを書かないHOW TO本”ということです。
野島:いい意味で説教臭くないというか、「楽しんじゃおうぜ! エンジョイしようぜ」ってことですよね。
白戸:そういうことです。「大事なことは、気持ちでしょ!」っていう。
野島:スポーツをやっていると言うと、どうしてもフィジカルといいますか、身体を動かすほうに目がいってしまいますが、メンタルも繋がっていますもんね。
白戸:そうですね。実は、フィジカルを鍛えていて一番効果があるのが、“メンタルが変わっていく”こと。そこが、一般の方には一番楽しいところじゃないですか。ところが、どうしてもフィジカルのアウトプット、例えば「速い」とか「すごい」という話になるんですけど、ちょっと待って! 「フィジカル鍛えた結果、メンタルこんなに変わったじゃん。生活こんなに変わったじゃん。これ、素敵じゃない!」っていう。
★アイアンマンレースが短い!? その境地とは
白戸さんの著書を読む中で、声を出して笑った場面もあったという野島。気になるエピソードを伺うと……。
野島:はじめに、オリンピック・ディスタンスという、比較的短い距離のトライアスロン(水泳:1.5km、バイク:40km、ラン:10km)。
白戸:そうですね。
野島:その後、アイアンマンレースという、(トライアスロンよりも)とても長い……。
白戸:はい、一番長い。水泳3.8km、自転車180km、ランニングがフルマラソンですから、42.195km。
野島:それをやった後だと、「『オリンピック・ディスタンスは、大したことないじゃないか』と思う」と。で、そのアイアンマンレースも、(ゴールまで)2、3日~1週間かかるアドベンチャーレースというものをやると……。
白戸:はい、アイアンマンレースでさえ、短く感じる。
野島:「陽が落ちる前に終わるじゃん」と(笑)。
白戸:「なんだよ、1日で終わるの? 楽だな、これ!」って。
誰もが、最初は短い距離しか走れなかったはず。つまりは、「自分が持っている常識は、自分の経験値でできたもの。どんどん書き換えよう」と語る白戸さん。
野島:常識が書き換えられた瞬間って、また楽しいですよね。
白戸:そうなんですよ。「俺、こんなことできるだ!」って。後ろを振り返ったら、「あのくらい、大したことなかったんだな」ということがわかってくる。人間って、すごいじゃないですか!
さて、7月27日(金)~8月1日(水)の「サイクリスト・ステーション ツアー・オブ・ジャパン」では、白戸太朗さんに、ご自身が大会ナビゲーターを務める「GREAT EARTH みちのく岩手雫石 銀河ライド」の魅力を伺います。
※『GREAT EARTH みちのく岩手雫石 銀河ライド』詳細は、
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また、ネット局・放送日時は下記よりご確認いただけます!
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【放送日時】
エフエム岩手 8/1(水) 15:00-15:25
エフエム山形 7/27(金) 13:30-13:55
TOKYO FM 7/29(日) 5:00-5:30
FMぐんま 7/31(火) 11:30-11:55
FM NIIGATA 7/29(日) 8:30- 8:55
エフエム石川 7/28(土) 11:30-11:55
FM GIFU 7/28(土) 5:00-5:30
e-radio 7/29(日) 18:00-18:30
FM OH! 7/29(日) 6:30- 7:00
エフエム山口 7/28(土) 9:00- 9:30
FM愛媛 7/28(土) 20:30-21:00
FM徳島 7/28(土) 9:00-9:30
FM佐賀 7/28(土) 19:00-19:30
FM熊本 7/29(日) 6:00-6:30
FM大分 7/29(日) 9:30-10:00
※予告なく休止になることがございます、ご了承下さい。
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