4月のアスリートママは、バドミントン・奥原希望選手のご両親、圭永さんと秀子さんです

4月1週目の放送は・・・「負けず嫌い・一生懸命な毎日の練習」



ケガと闘いながら、2016年のリオオリンピックで、女子シングルスで銅メダルを獲得したバドミントン・奥原希望選手。
今年1月にはプロに転向し、その動向に注目が集まっています。
4月のアスリートママは、奥原希望選手のご両親、圭永さんと秀子さんです。

長野県大町北高校の教諭だった圭永さんは、バドミントン部の副顧問を務め、その練習に3人のお子さんを連れて行ったことで、希望選手は、バドミントンに興味を持ち、高校生の練習後に、家族と練習したのが競技を始めるきっかけになりました。

大町北高校の体育館で練習するなかで、めきめきと上達していった希望選手。
その頃、圭永さんの口癖は、「コツコツ積み上げるしかない」。

それを実践し続けている希望選手。誰よりも真面目に練習に取り組む姿勢は、大人になってからも高く評価されています。練習は裏切らない。まさにそれが2016年の全英オープン初優勝、リオオリンピック銅メダルといった結果を導き出したのです。

圭永さんが収録で何度も口にしていたのは感謝の気持ち。
「卒業生とは今も交流があるのですが、バドミントン部の生徒にはいつも“ありがとう。君達のおかげだよ”と話しているのですが、彼らも希望と練習したことを誇りに思っていると言ってくれてね。本当にありがたいです。大町北高校が希望の原点であることは間違いないです。今も感謝しています」


小学2年生の頃の希望さん

【奥原希望選手】
1995年3月生まれ。長野県大町市出身。
小学6年生の時にアジアユースジャパンで優勝。大町市の中学校卒業後、埼玉県大宮東高校に進学し、2011年に史上最年少で、全日本総合選手権大会で優勝を果たす。翌年には日本人として初めて、世界ジュニア選手権大会で優勝する。それらの記録を皮切りに、数々の実績を残し、2016年3月に全英オープンで優勝、リオオリンピックでは日本人女性として初めて女子シングルスで銅メダルを獲得する。2019年1月、プロに転向する。

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