2019年6月15日

西村由紀江のSmile wind

種子島と聞いて思い浮かぶのは、
「鉄砲伝来」に「ロケットの打ち上げ」でしょうか?

天文十二年(1543年)。
種子島に漂着した中国の船に乗っていたポルトガル人が、
日本に鉄砲を伝えたと歴史の授業で習いましたよね。

そして、日本最大のロケット発射場「種子島宇宙センター」からは、
今まで多くのロケットが打ちあげられてきました。

ただ、種子島は「鉄砲伝来」と「ロケットの打ち上げ」だけではありません。
西村由紀江のルーツでもあります。

私の祖父が種子島の西之表市の初代市長!

そんな、ご縁もあり、「西之表市立種子島中学校」の校歌を
作らせていただきました。

その種子島に、テレビの番組の取材で行ってきました。

今回訪ねたのは、校歌を作った「西之表市立種子島中学校」



種子島の歴史や民俗、自然などを紹介している
「種子島開発総合センター鉄砲館」



そして、鉄砲伝来の地として歴史的な由来をもつ
門倉岬の東側に広がる「前の浜海岸」

「前の浜海岸」は、鉄砲伝来の際に父方の先祖が
砂文字を書いて筆談したという場所。



今まで、祖父と祖母のお墓参りやコンサートで行ったりはしていましたが、
種子島のことは、よく知りませんでした。

私が校歌を作った「西之表市立種子島中学校」や
祖父が鉄砲伝来の際に砂文字を書いて筆談したという
「前の浜海岸」を訪れました。

浜焼きのお店では、た種子島の名物ナガラメの味噌づけを食べました。

ナガラメの正式な名前はトコブシなんですが、
地元ではナガラメと呼んでいます。

漁が解禁されているは5月〜8月。
以前は、豊富に獲れていたナガラメですが、近年は獲れる量が減少したため、
島内でも特別な時に食べる高級な食材となっているだそうです。



能野焼の窯元では、陶芸にも挑戦しました。

地元、種子島の土を使い、登り窯で、じっくりと焼く能野焼は、
遠く中国の地より伝えられましたが、明治中期に伝統の火が消え、
今では「幻の名陶」といわれています。

種子島の土には鉄分が多く含まれているため、
焼かれた陶器は素朴ながらも味わい深いのが特徴です。

今回の種子島訪問は、
先祖に見守られているようなあたたかさを感じながらの幸せなロケでした。

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