浪曲師・玉川太福がお送りしている火曜ON THE PLANET。
国境を越えて、世界の人が今、どんな事を感じているのかチェック!
今回はアメリカ、サンフランシスコに繋ぎます。
▼音声はコチラ!
https://park.gsj.mobi/voice/show/12958
先日、アメリカの不動産コンサルティング会社大手のジョーンズ・ラング・ラサールが 世界の主要100都市以上を対象に実施した「世界でもっとも革新的な都市」の番付けを発表しました。その首位がサンフランシスコ。東京が2位。
同時に調査した、「人材密度番付け」は首位のロンドンについて、サンフランシスコが2位。東京は19位。
そんなサンフランシスコ現状はどうなのか?
お話をうかがうのは、以前にもご出演頂いたことがある、サンフランシスコで、毎週発行している日本語の無料新聞「J weekly」の内藤 瑠美さんです。
▼「革新的な都市」
技術業界への外国からの直接投資の額や、研究や開発費、特許の取得件数などがその都市で活発にどれだけ行われているかというものを見るもの。
・サンフランシスコは豊富な資金力、起業家が世界各国から 集まってくるのでビジネスのテンポが速い。アプリの開発の量が多く、日常の場でもその勢いを感じられる。 コンペティションなども日々開催されている。
・アジアではインド。IT大国として技術者のレベルの高さ、人材の層の厚さでリードしている。
▼「人材密度番付け」
大学や大学院の質、人口における大学卒者の割合と技術業界への雇用者数などを評価したもの。
・東京は19位。サンフランシスコと比べて感じるのは、大学の質の差や、1人1人のキャリアに対する根本的な考え方が違う。アメリカでは大学卒業後も学びを深めたい人が多い。その内容と希望職種がマッチしていないと企業にも受ける事も出来ないので必死に勉強をしている。
▼サンフランシスコの住宅問題
・IT業界では優秀な人材の奪い合いがここ十数年ある。福利厚生の良さ、給与の上昇、それに伴い物価や住宅価格も上がっている。
・それにより貧富の差が激しくなっている。ホームレスも増加傾向。
・自治体による対策も多くなさてている。
▼「J weekly」
https://jweeklyusa.com/