6月5週目と7月1週目(118回目・119回目)のゲストはいなもと かおりさんでした。放送を振り返っていきます♪
この番組は...
MCの吉田照美さん、アシスタントの秀島史香さんのお二人が、
毎週、世に知られない仕事屋さん、
マニアックに探究する偏愛主義者さん、などその道のエキスパートを
「いらっしゃ?い!」とゲストにお招きして
『なぜその世界に、なぜ足を踏み入れてしまったのか?』
『マニアックに追究することで、一般の方にどんなお得感があるのか?』
など、色々「テルミー!」と聞きながらその世界に迫っていく番組です。
【マニアの扉!】
【いなもと かおりさんプロフィール】
小学生の頃、古墳に目覚め、歴史の道へ。
19歳の時に、福島県にある会津若松城に一目惚れしたことから、お城の虜に。
その後、國學院大學文学部史学科古代史専攻をご卒業され、
城めぐりの面白さを伝えるべく、
様々なメディアでご活躍されていらっしゃいます。
【1週目】
・お城というと、建物の「天守」をイメージしますが、それはお城の1ピースにすぎません。
門、櫓、石垣、堀も含めてお城!そこにもたくさんの「知恵」が詰まっています。
・「堀だけ」「石垣だけ」が現存しているものを含むと、日本には3~4万のお城があると言われています。
・ちなみに、この梅雨時期~夏にかけてはシーズンオフ。
理由は、草木が生い茂っていて、山城が良く見えないから。
また、蜂や蛇、熊が出てきて危ないという理由もあります。
お城観光のシーズンは秋~春。
草が枯れていて見やすかったり、生き物が眠っていて、気軽に散策することができます。
ただし冬は、雪が降る地域は、山城に登れないことがあります。
・山にある城は「山城」ですが、海の近くにある城は「海城」、平地にある城は「平城」、丘の上にある城は「丘城」といいます。
・オススメのお城!
①愛知県「犬山城」。
築城400年くらい経っても、天守が現存していて、そのフォルムが美しい!
城下町も栄えていて素敵なので、是非行ってみてください!
②北海道「五稜郭」
星形のお堀が特徴のお城。
16世紀頃に西洋で流行っていた星形のお城を、19世紀半ばに日本にも導入。
実は、星形のお城は、日本にもう一つあって、長野県にある「龍岡五稜郭」。実は小学校になっています。
③東京「江戸城」
今の皇居です。
大きい白い石を瀬戸内海から運んできています。
※ちなみに、江戸城にある石の9割は伊豆半島から持ってきています。
現在、天守はありませんが、15~20階建てのビルの高さの天守があったと言われています。
【2週目】
●石垣の見かたについて
・「石垣」が誕生するのは15~16世紀。
・石垣の魅力①:「矢穴」
石を割る技術「矢穴技法」。石にミシン目のような「矢穴」という穴を入れて、そこに楔を打って割る技術です。
そのミシン目に残っている石が、石切り場や石垣の中に見つけることができます。
・石垣の魅力②:「刻印」
石に、石を調達した時の担当者のマークが入っていることが。
・石垣の魅力③:「化粧」
石垣の石には、美を意識して、表面に模様が入っていることも。特に江戸城の石垣には、化粧が施された石がたくさん。
ちなみに、いなもとさんは「矢穴」が大好きで、矢穴を集めた写真集『ミニ矢穴ずかん』を出版!
https://shiro-ishigaki.booth.pm/items/1147338
...「矢穴」のキーホルダーもあります!
【いなもと かおりさんのブログ】
http://castle-trip.namaste.jp/
【いなもと かおりさんのTwitter】
https://twitter.com/tyome_no_heya
☆番組ではみなさんからのメッセージをお待ちしています☆
こんなマニアックさんをゲストに呼んでほしい!
吉田さん、秀島さんに聞きたいことや新コーナーへのご意見などなど・・・
みなさんからのメッセージお待ちしております!
【OA曲】
●I Like It / 向井太一
●さすらい / 奥田民生
●ドゥ・ザ・キャッスルfeat.北のパイセン問屋 / レキシ
●青葉城恋唄 / さとう宗幸
●おーい!おーい! / 竹原ピストル
●さんでーべいべー / カジヒデキ
●君をのせて / MEJA
●城 / 在日ファンク
●ナイロンの糸 / サカナクション