水産資源の未来を考える「Chefs for the Blue」

【11月06日(水)FUTURES ~Sense of Wonder~】 今回のゲストは、2001年から2003年まで、アメリカ・シカゴのケンドールカレッジに留学。ハイレベルな調理学を学び、また同じくシカゴのノースウエスタン大学でジャーナリズム論を学んだあと、2008年からは香港へ移り、香港中文大学で文化人類学を専攻。 現在は、フードライターかつ、トップシェフたちと一緒に、水産資源の保全にむけた啓蒙活動をしている組織「Chefs for the Blue」の理事をされている、佐々木ひろこさんです!

▼音声はコチラから!





---フードラーターのお仕事、なぜ料理人の取材をメインに?
「シカゴ時代、ジャーナリズム論の課題で色々なところに取材に行った時に、一番面白かったのが料理人の取材だった。そして、日本とアメリカの料理人に対する見方の違いに興味を持ったからですね。日本では職人というイメージの料理人ですが、アメリカではアーティストのカテゴリーに入るものなんです。」


---留学したからこそ、今できていることは?
「フラットに物を見ることができるようになりました。色々な情報が溢れている今、日本の情報だけだとどうしても偏りが出てしまいます。でも、英語ができれば世界のいろういろな記事が読める。そういうものから取捨選択して掴み取れるようになりました。日本の見方に固執しない、というのは、今後必要になると思います。」


---Chefs for the Blueについて教えてください!
「東京の30人ぐらいのシェフたちと一緒に、水産資源の保全にむけた啓蒙活動をしています。数年前に、私がシーフードに関するお仕事をいただいたことをきっかけに、その時初めて知ったことを、まず料理人さんたちに伝えたいと思って、まず深夜に勉強会をやりました。日本の水産資源は、正直崖っぷちの状態です…。」


---海の資源を守るために、私たちにできることは?
「エコ認証(MSC)の付いた魚を買うことで、消費者がそういうものに興味があることを伝えれば、それが漁師さんたちにも伝わると思います。私たちも一般向けのイベントを開催して、「Chefs for the Blue」を知ってもえるような場を作っています!」


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■「Chefs for the Blue」の詳細は公式HPより!
https://chefsfortheblue.jp


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---あるのが当たり前だと思っていた「海の資源」。
いつまでも美味しいお魚が食べられるように、私たちも協力していきたいですね!





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■オンエア楽曲

M1. 「Don't Know Why」 Norah Jones
→シカゴ時代、料理学校に向かう朝の車の中で聞いた思い出の一曲

M2. 「Dancing Queen」ABBA
→オランダでのインターン中、どのクラブでも流れていたリバイバルヒットナンバー