『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』第196回

気になるアーティストを50音順に、坂崎幸之助が独断と偏見で 紹介している≪坂番洋楽データファイル≫(略してSYDF) 今回は「フ」の付くアーティスト24回目+「ヘ」の付くアーティスト1回目


 ↑↑ ビートルズもの2つ。
    ギターCEO-7(映画「イエスタデイ」の主役が弾いていた)
    ポールの娘のステラ・マッカートニーのセーター。

『フロック・オブ・シーガルズ(A Flock Of Seagulls)』
★1980年、英国リヴァプールで結成された男性4人組の
ニューウェイヴ系のバンド。
1981年にレコードデビュー。当初はクラブで注目を集めたましたが、
1982年リリースの4枚目のシングル「アイ・ラン」は、
本国イギリスでのチャートで43位といまひとつ。
でも“第2次ブリティッシュ・インヴェイジョン”の影響もあってか
全米チャートでは見事トップテン入り。
  ♪アイ・ラン(I Ran(So Far Away)
   *1982年・全米9位を記録。
★この曲の大ヒット以降、わずか3年ほどでグループは解散状態に
おちいりますが1988年に再結成。
メンバー交代を繰り返しながらも、現在も活動を続けています。

『ブロンディ(Blondie)』
★1974年、ニューヨークで結成された女性1人、男性4人からなる
ニューウェイヴバンド。
1976年にデビューアルバム『妖女ブロンディ(Blondie)』発表。
当時は、数多くのパンクバンドの1つという感じでしたが、
1978年の3rdアルバム『恋の平行線(Parallel Lines)』からシングルカット
された曲は、当時のディスコブームに合わせたシンセによる
“ピコピコ”と“ドラム”を強調したサウンドでグループにとって
初の全米ナンバーワンとなっています。
  ♪ハート・オブ・グラス(Heart Of Glass)
   *1979年・全米ナンバーワンを獲得。
★この後、ボーカルで紅一点のデボラ・ハリーは、
いわゆる“セックス・シンボル”としても注目を集めます。
そして1980年、映画『アメリカン・ジゴロ』(主演:リチャード・ギア)の主題歌を
ドナ・サマーをディスコクイーンにした名プロデューサー:ジョルジオ・モロダー
と共同で作詞・作曲。
  ♪コール・ミー(Call Me)
   *1980年・ブロンディにとって2曲目となる全米1位を記録。
★ディスコもので売れた後にリリースしたのが、
なんとレゲエグループ【パラゴンズ】が1967年に発表した曲のカバー。
この曲も全米1位(1981年)を獲得しています。
  ♪夢見るNo.1(The Tide Is High)
★さらに「夢見るNo.1」の次にリリースした曲も全米ナンバーワンを獲得!
ブロンディにとって4曲目となる全米ナンバーワン(1981年)となります。
  ♪ラプチュア(Rapture)
★このヒットのあと、1982年に公私ともにパートナーであるクリス・シュタイン
(Chris Stein)の病気の看護のためグループは解散。
デボラ・ハリーはソロ活動や女優業に。
そして1997年、クリスの病気も癒え【ブロンディ】は再結成を果たしています。

『ベイビーズ(The Babys)』
★1976年、英国ロンドンで結成された男性4人組のポップロックバンド。
リードボーカルは、のちにソロアーティストとして1984年に
「ミッシング・ユー」で全米1位を獲得したジョン・ウェイト。
  ♪イズント・イット・タイム(Isn't It Time)
   *1977年・全米13位。
★1977年にレコードデビューしたベイビーズ。
1980年にキーボードのジョナサン・ケインが参加します。
が、何と翌1981年にジョナサン・ケインが【ジャーニー】に
引き抜かれたことによりグループは解散。
その後1988年、ジョン・ウェイトは、ジョナサン・ケインや
【ジャーニー】のニール・ショーン等と【バッド・イングリッシュ】を結成。

『ベイビーフェイス(Babyface)』
★1958年4月10日生まれ、アメリカ・インディアナポリス出身。
本名「ケネス・ブライアン・エドモンズ」。
1970年代~1980年代半ば【ザ・ディール】などのリードボーカルとして活躍。
その後、ソングライター&プロデューサーとして、
ボビー・ブラウンをはじめ、ホイットニー・ヒューストン、セリーヌ・ディオン、
マライア・キャリー、マドンナなどをプロデュースし大ヒットを連発。
ベイビーフェイス本人も1980年代後半からソロアーティストとして活動。
シングル、アルバム共にヒットさせています。
今回は、ベイビーフェイスがプロデュースし1996年に大ヒットした
エリック・クラプトンの曲を、ベイビーフェイスが1997年に行なった
アンプラグド・ライヴでカバーした時の曲をご紹介。
  ♪チェンジ・ザ・ワールド(Change The World)feat. エリック・クラプトン
   *クラプトンがギターとボーカルで客演。 
    1番をベイビーフェイス、2番をクラプトンが歌っています。

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2020年2月5日(水)AM5時以降の予定です。
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