ゲスト：国府弘子さん



「今週のスポット・ライト」のコーナー。
ゲストは、ジャズピアニストの国府弘子さんです。
ピアニストとしてご活躍されていて、この度アルバムもリリースした国府さん。さらに最近は国府さんのマネージャーさんのご主人が呑み食い処「優」をオープン。
ご自身のアルバムより宣伝したい（？）そのお店には、宏美さんも来店されました。
新しいことが始まるというのは活気が出て楽しいこと。国府さんは最近、“いつかできるといいね”の“いつか”っていつなの？と思うようになったとか。
どうあっても年齢はどんどん重なっていく中で、昨年患われたご病気から回復したマネージャーさんはご主人とご自身の夢を叶え、今ではマネージャー業兼女将業をこなしているそうです。
おふたり曰く、その女将姿がとても似合っているとか。
ご主人と女将の笑顔を見るとまた頑張ろう、と思えるようなお店だそうです。

そして、国府弘子さんといえば２月１９日にアルバム「ピアノ・パーティ(Piano Party)」をリリースされました。
急性心筋梗塞から復帰してから、今回無事に完成できたアルバム。
国府さんは完成したらまず宏美さんに聞いてほしかったそうです。宏美さんの感想は、忌憚のない、嘘のない言葉だから。国府さんは宏美さんが嘘をついている姿を見たことが無いそうです。
そんな宏美さんは、このアルバムを発売前にアマゾンでポチッとしていたとか。
というのも、国府弘子さんの復活ライブを観に行った時に“本当にこの人病気してたの？”と思うようなスリムで美しい姿で、疲れ切った姿も無く所々で弱々しい姿を見せつつ・・・そんな国府さんを見て宏美さんは「やだ・・・女性っぽい・・・！」と思ったそうです。

発症した時にはとても胸が痛くてろれつも回らなくなり、急いでマネージャーさんが呼んでくれた救急車で病院へ向かうことができたそうです。
救急車に乗った時点で意識は朦朧としていて、“お名前言えますか？”という問いかけに対し“ひろこ”の文字がきちんと言えなかったことが大ショックだったとか。
しかし国府さん自身“持ってるオンナ”と表現されていましたが、倒れた場所から心臓のオペができる病院がすぐ近くにあり、医師の先生やオペ室などすべての条件がクリアな状態で手術へと臨めたそうです。
その後集中治療室で目がさめると、病室内には携帯電話もあり、そこには宏美さんから急いで送られたメッセージがあったそうです。
“返事はいらない！”と書かれてあったそうですが、それを涙ながらに読んだそうです。
その時に名古屋にいた宏美さんも涙涙だったとか。
そこで思い出したのは、宏美さんが撮ってくれた国府さんの写真。国府さんが倒れるすこし前の姿だったそうですが、当時自分で見てもなんか変にむくんでいるな、といった印象を受けていたそうです。
今になるとそのむくみの原因は血流の悪くなっていることなのですが、その異変にいち早く気付いていたのは宏美さんでした。
国府さんの写真を送って、「背中が四角くなってる！」とメッセージ。
言われるとなかなかショックな言葉ですが、身近な人からはなかなか言えない言葉だったりもする言葉。
そこをグサッと言ってくれる宏美さんに感謝しているそうです。

そこから復活した国府さんがリリースした５年ぶりの新作アルバム「ピアノ・パーティ(Piano Party)」。
国府弘子さん６０回目のバースデーを記念したアルバムとなっています。
あうんの呼吸で「鉄壁のトリオ」と絶賛される、国府弘子スぺシャルトリオ(八尋洋一:べース、岩瀬立飛:ドラム)での、結成２２年目の王者のサウンドが堪能できます。

最後に国府弘子さんから、「本当に、この岩崎宏美の正直な精神を受け継いでいきたいと思っております！リボーンです！
これからも宏美さんのコンサートでもお目にかかることもあるかと思いますのでよろしくお願いいたします。声かけてくださ〜い！」


国府弘子さんからのお知らせ
＊３月２８日（土）国府弘子Solo Piano～「Piano Party」コンサート～
場所：埼玉・埼玉県県民活動総合センター
＊4月10日（金）東京　渋谷・JZ Brat SOUND OF TOKYO 中川ヨウ produce 国府弘子 plays 国府弘子 vol.8
＊4月30日（木）石川・風と緑の楽都音楽祭2020 ホテル日航金沢　国府弘子ピアノソロ　エンジョイ・ジャズピアノ

その他、詳しくは国府弘子さんのオフィシャルHPをご覧ください。