2020年2月8日

西村由紀江のSmile wind

2月14日は、「バレンタインデー」

古代ローマでは、兵士の士気が下がるという理由から、
彼らが結婚することを禁じていました。

この禁止令に背き、隠れて結婚式を執り行っていたのが、
当時のキリスト教の司祭だった聖(セント)バレンティヌス。

その結果、捕らえられ処刑されてしまいます。

処刑された日は、家庭と結婚の神でもあった女神ユノの日とされていた
2月14日が敢えて選ばれたそうです。

このことから、2月14日を「恋人たちの聖人、バレンティヌスの日」
バレンタイン・デーとなったと言われています。

ということで今日は「バレンタイン・デー」にちなんで、
「愛を感じる曲」をお届け!

【「愛の讃歌」Édith Piaf】

フランスのシャンソン歌手、エディット・ピアフが作詞した「愛の賛歌」
作曲はマルグリット・モノー。

シャンソンを代表する楽曲として、世界中で親しまれています。

日本では、越路吹雪さんが歌っている日本語訳の「愛の賛歌」が有名で、
越路さんの代表曲にもなっています。
大人への成長を連想します。

【「My Funny Valentine】

1973年にミュージカル「ベイブス・イン・アームス」のために書かれた、
「マイ・ファニー・バレンタイン」。
直訳すると「私のおかしなヴァレンタイン」。

作曲リチャード・ロジャース、作詞ロレンツ・ハート。
ゴールデンコンビ「ロジャース・ハート」によるジャズスタンダートで、
「変わらないあなたのままでいてね」という内容の愛の歌です。

フランク・シナトラ、エラ・フィッツジェラルド、サラ・ヴォーン、
リッキー・リー・ジョーンズといったミュージシャンがカバー。

トランペットのマイルス・デイヴィス、チェット・ベイカーなどが、
インスト・トラックとしてもカバーしています。

【「L-O-V-E」Nat King Cole】

1964年にリリースされたナット・キング・コールの生前最後のヒット曲で代表曲。
この曲を収録した直後に入院してしまいます。

収録している時から、既に末期癌だったのですが、
この曲をたくさんの国の人々に届けたいという想いから、
多くの国も言葉でうたっています。

【「Love me do」The Beatles】

1962年10月5日にリリースされた、
ビートルズのデビューシングル。
英国チャートでは最高17位でした。

その後、1964年の米国ツアー中にテレビ番組
「エド・サリバン・ショー」に出演。
世界的な人気に火がつくこととなります。

【「Love Me Tender」Elvis Presley】

プレスリーの初主演映画『やさしく愛して』の主題歌として制作
1956年に発表されました。

原曲は、19世紀アメリカ大衆歌謡の「オーラ・リー」。
この曲に新しい歌詞を載せたのが「ラブ・ミー・テンダー」でした。

シングルの発売前にテレビ番組「エド・サリバン・ョー」に出演して、
「ラブ・ミー・テンダー」を初披露すると、
発売前の予約だけで100万枚を突破したそうです。

【「LOVE LOVE LOVE」DREAMS COME TRUE】

1995年にリリースされた、DREAMS COME TRUEの18枚目のシングル
テレビドラマ『愛していると言ってくれ』の主題歌で、
週間、月間、年間、それぞれのヒットチャートで最高1位を獲得。

「LOVE LOVE LOVE」を収録した8枚目のアルバム
『LOVE UNLIMITED∞(ラヴ・アンリミテッド)』は、
ダブルミリオンを獲得しています。

【「愛のメモリー」松崎しげる】

1977年にリリースされた、松崎しげるさんのシングル。

スペインのマジョルカで開催される
「マジョルカ音楽祭」に音楽祭参加のために楽曲を制作。
当初のタイトルは「愛の微笑み」でした。
結果は総合2位。
松崎さんは最優秀歌唱賞を受賞。

2012年には、全14トラックすべてが「愛のメモリー」という、
メガボリュームシングル「愛のメモリー 35th Anniversary Edition」をリリース。

長く歌い継がれている1曲です。

【「わたしの愛」森進一】

2000年9月にリリースされた森進一さんのアルバム
『こころの雫~平成和讃』に収録されている「わたしの愛」。

このアルバムは、歌手生活35周年を迎えた森進一さんの記念アルバムで、
作詞とプロデュースを作家の五木寛之さんが担当。

演歌の曲を作るのは初めてでしたが、
「演歌っぽくない、ジャズのような曲を森さんに歌ってほしい」という話から、
ジャズっぽいサウンドになりました。

今回は「バレンタイン・デー」にちなんで、
「愛を感じる曲」をお届けしてきました。

いかがでしたでしょうか。

気になる曲がありましたらぜひチェックしてみてくださいね!



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