☆NYのZ世代・ミレニアル世代は自宅待機期間を前向きに捉えている！試験なしで大学院に入れるかも？ 4/22 ON THE PLANET NY Future Lab
毎週水曜日はNY Future Lab
これからの時代の主役となる「Z世代（10代～22歳）」と「ミレニアル世代（23歳～38歳）」にフォーカス。アメリカの若者たちが普段何を考え、何に影響を受け、どうした性質や特徴があるのか、さらにグローバルビジネスや海外進出企業も知りたいこれからの消費動向について、ミレニアル・Z世代評論家のシェリーめぐみが座談会形式で彼ら、彼女らの本音を引き出していく。
☆NY Future Lab PRESIDENT Online連載はこちらからチェック！
https://president.jp/articles/-/33387
今月のテーマは《新型コロナウイルスによる在宅生活について》聞いてみました。
＜本記事を要約すると…＞
●アメリカの感染者８２万人台 、亡くなった方も４万５千人に。ニューヨークはピークは過ぎたといわれているが、まだ経済活動は再開できない。
●NYのZ世代、ミレニアル世代は普段からかなり忙しい人が多く、意外にこの自宅待機期間を突然のバケーションとして楽しんでいるよう。
●中には試験がキャンセルになり、試験無しで大学院に入れるようになった人も！
●アメリカの感染者８２万人台 、亡くなった方も４万５千人に。ニューヨークはピークは過ぎたといわれているが、まだ経済活動は再開できない。
●NYのZ世代、ミレニアル世代は普段からかなり忙しい人が多く、意外にこの自宅待機期間を突然のバケーションとして楽しんでいるよう。
●中には試験がキャンセルになり、試験無しで大学院に入れるようになった人も！
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ニューヨークのミレニアル世代とZ世代が気になっている話題をみんなでおしゃべりするNY Future Lab
綿谷エリナ：綿谷エリナのOn The Planet この時間は「ニューヨーク・フューチャーラボミレニアル・Z世代研究所」です。
今週もニューヨーク在住のジャーナリストでミレニアル世代とZ世代評論家
シェリーめぐみさんと電話が繋がっています、
もしもしシェリーさん。
シェリー： エリーさん！こんばんは。 リモート出演ですね？
綿谷エリナ：そうなんです！いつもと違うから電話で話せるか大丈夫かな？と思いましたが、大丈夫ですね？
シェリー：大丈夫ですね！エンジニアの皆さんさすがですね。
さて、今日もNY Future Labは、学校がシャットダウンして６週目に入ったニューヨークからリモートで収録した音源をお送りします。
Labのメンバー、Z世代のキサラ、ケンジュの兄妹、ミクア、メアリー、そしてミレニアル世代のテツ５人でお送りします。
アメリカの感染者８２万人台 、亡くなった方も４万５千人。
という中で、ニューヨークはどうやら本当にピークに来たようでかなり希望は見えて来た。入院者の数は減る傾向にありますが、それでも１日の死者はまだ１日５００人台。
クオモNY州知事は、「これはまだまだハーフタイムだ」と。でもそういいつつも早くも社会経済再開への準備が始まっています。
綿谷エリナ：まだまだ経済再開には早い、けど準備は始まっているんですね。
シェリー：はい。まずはもっと検査体制を広げて、セカンドウェーブがきた時に、
感染経路の特定や遮断がスピーディできるようにしなければ、経済活動を再開できないということです。今のところNYのシャットダウンは予定通り５月１５日まで。
ニューヨーカーはお籠り２ヶ月目になり、かなり疲れや焦りも出て来ていますが、
そんな中でみんなが見つけた「お籠りしてよかったこと」今日は聞いて見たいと思います。まずケンジュとキサラの兄妹から。
ケンジュ：自分が興味があることをもっとできるようになって来たから。時間がもっとあるから、絵描きをもっとしている。俺のデザインとかもっと作るようになって、毎日１個くらいはやろうとして。だけど難しいのは学校とか仕事とかがあるときは、起きなくちゃいけないっていうのがわかるからいつも時間通り起きるけど、こういうのがなくなっちゃうと、適当に時間とかなっちゃう。
キサラ：私は適当に起きて、自分のことにフォーカスできるようになって、絵を書くのも私やるようになって、毎日めっちゃ描いてて何時間も、そして自分のフォーカスもできるようになったから、とってもいいと思う。宿題とかもいっぱいあるけど、行かなくていいから、お家で自分のタイミングでできるから、結構それが便利、楽だし、結構リラックス。
シェリー：ミクアはどう？
ミクア：お母さんと一緒にダンスしてる。
シェリー：お母さんと一緒にダンスしてるの？
ミクア：私のダンス学校がチャレンジ作って、ビデオを写すチャレンジしていて。
シェリー：ビデオを作ってあげるチャレンジしているの、学校でね。
ミクア：お母さんが教えてくれって聞いたから、教えて。
シェリー：お母さんにダンス教えてるの？ そんなこと今までしたことないんじゃない？
ミクア：ない
シェリー：それはやっぱりいい事？
ミクア：いい事。
シェリー：ね。
綿谷エリナ：へえ～！
シェリー：お母さんにダンス教える・・・子供に教えるばかりでなく教えてもらうってすごくいいですよね！
綿谷エリナ：ね！いつもと役割が変わるのも少し面白いかもしれませんね。
シェリー：そして、みんな学校にもバイトにも行かなくていいから、ゆっくり時間が過ごせてやりたいことができるのがいい事。Z世代大学生も高校生ももの普段はものすごく忙しい生活をしているんです。バイトも稽古も勉強も一生懸命。なので、この自宅待機を突然やって来たバケーションみたいに前向きに捉えているみたいですよ。
綿谷エリナ：なるほど。
シェリー：では２０代の二人、メアリーとテツはどうかな？
メアリーは３月に入ってからずっとアクチュアリーになるための資格試験の猛勉強をしていたんですが、それがどうなったのか聞いて見ました。
メアリー：試験はキャンセルしました。
シェリー：試験キャンセルになったのか！
メアリー：すごいギリギリまでお知らせとかなかったから、ギリギリまで勉強したのに…。
シェリー：延期になったの？Was it postponed?
メアリー：それがいつか、次の試験がわからないです。
シェリー：じゃあ試験がなくなったから、急に暇になっちゃったんだ。
メアリー：はい、今わたしの睡眠時間は ４時くらいから。毎日ビデオゲームしますから。暇です。
シェリー：朝の４時までビデオゲームしてるの？それは誰としてるの？
メアリー：彼氏と。でも私たちは別々のゲームします。
シェリー：そうなの。
メアリー：同じ部屋で。はい。
シェリー：じゃあテツ
テツ：もっと寝る時間があるし、ちょっと休んで。今Mastersプログラムにapplicationしてるけど、
シェリー：Mastersっていうのは大学院のプログラムって事だね。
テツ：大学院。They canceled GRE requirement.
シェリー：それに申し込むときは、GREというテストを受けなければいけないのね本当は。
テツ：でもそれをキャンセルしました、学校が。
シェリー：受けなくてもプログラムに申し込めるようになったの？
テツ：はい。
シェリー：それは今この状態でテストできないから。開催できないからか。
テツ：はい。
シェリー：それってもしかするとラッキーなの？
テツ：超ラッキーです。
シェリー：超ラッキーなんだ（笑）
綿谷エリナ：確かに（笑）ラッキーといえばラッキーですね！
シェリー：受験なしで大学院に入れるんですね。
綿谷エリナ：後が大変かもしれませんけどね（笑）
シェリー：二人ともものすごく勉強していた試験がキャンセルになったので、メアリーはそれで気が抜けちゃって、毎日ビデオゲーム三昧。テツはテストなしで大学院に入れそうですごいラッキー。まあ、少しでもラッキーなことがなくちゃですよね！
ラッキーといえば、今日はアース・デーじゃないですか。
NYなどアメリカ北東部では、自宅待機のおかげで大気汚染が3割も減ったそうですよ！
綿谷エリナ：え！？3割も！？
シェリー：ヨセミテ国立公園も動物天国になっているらしいですよ！
綿谷エリナ：そういえばニュースでもやってましたよね！ウミガメが産卵できるようになった、みたいなニュースも見ました。
シェリー：地球環境にとってはラッキーなのかもしれませんね。そういう風に前向きに考えていくことも大事ですよね。まだまだ自宅待機も続くから不安はあります。
来週はそのあたりみんなで共有しましょう。
綿谷エリナ： 引き続き日本もニューヨークも一緒に頑張りましょう！
シェリー： はい！そして引き続き、人との接触は極力減らすように気をつけましょうね！
綿谷エリナ：そして ラボのみんなやシェリーさんへのメッセージもお待ちしています。シェリーさんありがとうございました、
NY Future Lab、来週もお楽しみに。