今夜のJazz&Vocal Nightは今月80歳のバースデイを迎えたハービー・ハンコックの特集です。
まず1曲目。
ドナルド・バードに見いだされてデビューしたハービーが1961年に録音した「YOU'RE NEXT」。
アルバム(『チャント』)として世に出たのは1979年でした。
2曲目はUS3の元曲で2度有名となった「カンタループ・アイランド」が収録されているハービー初のリーダー作『TAKIN' OFF』から。
1曲目に収録されている「WATERMELON MAN」でした。
ハービーはリーダー作リリース後、マイルス・デイビスのクインテットに参加します。
3曲目はそのマイルス「フットプリンツ」でした。
4曲目は1965年作、名盤と名高い『処女航海』より同タイトル曲です。
冒頭からハービーのピアノが楽しめます。
(★写真:収録アルバム『処女航海』ユニバーサル ミュージック UCCQ-9431)
5曲目はファンクとジャズの融合、フュージョンブームの先駆けとなったアルバム『ヘッドハンターズ』。
ジャズファンの間では"問題作"となりました。
お届けした曲は「カメレオン」でした。
6曲目は日本のジャズフェス"ライヴ・アンダー・ザ・スカイ"でマイルスバンドの仲間(ウェイン・ショーター、ロン・カーター、トニー・ウィリアムス、TPはフレディ・ハバード)と共演したライブ録音「EYE OF THE HURRICANE 台風の目」でした。
バンド名はV.S.O.P.THE QUINTET です。
数々のアーティストとコラボレーションしているハービーですが、最後の曲はノラ・ジョーンズとの共演。
2008年アルバム・オブ・ジ・イヤーのグラミーを受賞した『リヴァー〜ジョニ・ミッチェルへのオマージュ』(2007年)から「コート・アンド・スパーク」でした。
来週は隔週発売の『ジャズ批評』最新号 〜NEW スタンダードを探せ!!〜 の特集です。
お楽しみに(^^♪