- 放送レポ -
◆彼女がいて、女上司も気になる…揺れる男の恋心

リリー：23歳男性、ラジオネーム、サンタマリアタペッタさん。「突然ですが、聞いてほしいことがあります。女性の上司Aさん（30代半ば・独身）とは、チョコチョコさし飲みする仲なのですが、回を重ねるうちに、Aさんのことを好きになってしまいました。目を見ると吸い込まれそうで、笑顔を見ると胸が締めつけられ、頭からこびりついて離れません。飲みの帰り道、いっそのこと抱きしめてしまおうと思ったりもするのですが、職場の先輩ということもあり、躊躇してしまいます。

もう1つ躊躇する理由があります。自分には3年半つき合っている彼女がいて、申し訳ないという気持ちです。Aさんは、彼女がいるということは知っています。Aさんとこれからもご飯に行きたいし、彼女とは幸せになりたい。どう思いますか？ リクエストは、Mr.Childrenの「CROSS ROAD」です。

ムロ：リクエストの曲も含めて……。

リリー：まさに「CROSS ROAD」だからね、これは。でも多かれ少なかれ、みんな社会生活を送っていれば、ある感情ですよね。しかも結論はないですから。

ムロ：いや、行くべきだと思いますよ。

リリー：行くべきというのは、上司のAさんを抱きしめたほうがいいということ？

ムロ：抱きしめたほうがいいと思います。それなのに、彼女とも幸せになりたいっていうのは両立できないから。それは無理だろ、という話。

リリー：でも、世の中みんな両立しているんじゃないんですか？

ムロ：しているんですか？ そうか……きれいごとなのかな、俺の言うことは。


◆上司は相談者の恋心をわかっている!?

リリー：あと、この30代半ばの女性の上司の人も、23歳のこのサンタマリアくんに“ちょっとちょっかいをかけている感”はあるよね。そして、「私のことを結構気に入ってるわ、この子」っていうのは、わかっているでしょ、もう大人の女性だったら。

BABI：わかっていますね、絶対。

リリー：だから、このままサンタマリアくんが、何もちょっかいを出さないで飲み続けていると、もっと過剰にちょっかいをかけてくると思うんだよね、この上司。

ムロ：そりゃそうだな。いいな、そんな23歳。

BABI：でも、ちょっとエロい。

リリー：居酒屋とかでも、サラダをこの女性が取りわけてくれているときに、乳輪ギリまで前かがみを見せてくる、みたいな。

ムロ：どんな服を着ているんだよ（笑）。

リリー：ムロさん、リモートで初ツッコミですよ（笑）。普段の飲みは、しょっちゅうそのツッコミをやっているのにね。思い出してきました？ 自分がどうやって飲んでいたか。

ムロ：リリーさんと飲むときのことを取り戻してきました（笑）。でもいいな、うらやましい限りですね。


◆会社でもマグロ漁船でも…好きな人ができる

リリー：でも、会社勤めって、こういうのがあると甘酸っぱいよね。例えば学校時代みたいに、毎日同じ人と会うわけじゃない？ そうなってきたら、このなかで1番好きな人ができるじゃん？

BABI：確かに。職場のなかで選んじゃいますね。

リリー：自衛隊の部隊でも、マグロ漁船でも……このなかで1番好きな人ができるんですよ、人間というのは。

ムロ：マグロ漁船は例えに入れなくてもよかったかも（笑）。でも、どうですか？ リリーさんだって抱きしめるでしょ？ 抱きしめたいと思ったら。

リリー：俺、23歳くらいのときは、ちょっと奥手だったから……でも、この2人はもう時間の問題ですよね。

BABI：え？ 時間の問題ということは、どういうことですか？ 最終的にこの2人は、そういうことをしちゃうんですね？

ムロ：するでしょうな。

リリー：大人の女の人で、サンタマリアくんとは10歳くらい離れているわけじゃない？ サンタマリアくんが帰り道に、お互いにちょっとほろ酔いで抱きしめたときに「ちょっと待って！ タンマ！」みたいな。そういう昭和のダサい上司みたいなことはしないでしょ？

BABI：「タンマ！」って……ちょっとヤバい（笑）、激萎え。

ムロ：「ちょっとタンマ！」って（笑）。


◆全国のママ、チーママをオンラインゲストに…？

リリー：ラジオネーム夜の探訪者さん、61歳、男性の方。「僕は30代の頃から、日本各地を訪れました。その地を知るには地元のスナックが1番です。女の子たちの方言や地元客との交流が最高です。ときにボラれたり痛い目にも遭いますが、それが探検家としての醍醐味です。

今はコロナで休業のスナックが多くて残念です。そこでご提案ですが、休業中のスナックの本物のママやチーママにご出演いただくのはどうですか？ 今日は（新宿）2丁目、下町、銀座、地方のスナック……みたいな。厳しいなかではありますが、各地の本物のママやホステスさんを呼ぶのはいかがでしょうか」……これ、いいかもしれないですね。

BABI：めちゃくちゃ楽しそうですね！

リリー：でも実際に「オンラインスナック」とか「オンラインガールズバー」って、今あるんだもんね。

ムロ：存在はしているみたいです。

リリー：でも本当に、こうやってテレビ電話で人と飲んだり話したりとか。お店で。女の子のお店でも、こうやってオンラインになるというのは、本当に“未来”って感じだよね。

ムロ：こんな未来は嫌ですけどね……。

リリー：ねぇ。


◆相手のことをすごく考えているのが伝わるムロツヨシのプレゼント…

リリー：前に、よく俺の誕生パーティーを（永山）瑛太とかみんなでしてくれているときがあったじゃん？ そのときに、いつもムロのくれるプレゼントがすごくセンスがよくて。その人のことをすごく考えてものを選んでいる、というのがわかるわけ。

ムロ：それはうれしいですね。

リリー：古本屋で探したであろう、けっこうレアなボブ・ディランの詩集みたいなのだったり、今ここにあるステッドラーの鉛筆とか。俺が絵を描くからだろうと思うんだけど、こうやって女の人にプレゼントするときも、ちゃんといろいろ考えてプレゼントしているんだろうね。意外とそういうの無頓着そうじゃない？ だけど、この人は、そういうのをちゃんとする人なんだな、と。

BABI：ムロさんがモテるのはわかる。だって、こんな私みたいな「誰？ 何？ お前」みたいな子にも、ちゃんと人として接してくれるじゃないですか。

ムロ：それは当たり前だろ（笑）。

リリー：ムロさんは、女性にどういうプレゼントをしてきたんですか？ 例えばプレゼントをするとして、初めての彼女の誕生日プレゼントで、BABIみたいなタイプだったら？

ムロ：タイプはわからないですけど……誕生日の数ヵ月前から調査はします。プレゼントが何というより、プレゼントを渡す経緯まで考えたいタイプです。どこか演出家でありたいんですよ。

リリー：渡すシチュエーションとかまで？

ムロ：そうですね。

BABI：え？ 素敵すぎる！

ムロ：それが楽しいんじゃないですか！

BABI：うわー！ それは付き合っていない子にもできます？

ムロ：つき合いたいと思った子にはできます。だから後輩の女の子・男の子には、みんなバッと渡しますけど。


◆プレゼントはお金じゃないんです…ムロツヨシ最強説

ムロ：リリーさんの誕生日会を瑛太が開いたときに、プレゼントを持って行きたいと思ったんですけど、当時はお金がなかったんですよ。でも、お金がないなりに何ができるだろう？って考えることは、燃えるというか……プレゼントをしたいと思っていた本をその古本屋で見つけて、多分2,000円前後の古本なんですけど、渡すときにリリーさんがそれを見て「おー」って言ったときの顔がうれしそうで、それを見て自分もうれしかったなというのは、すごく覚えています。

リリー：それはちゃんと考えて探してきてくれたんだろうなっていうのがわかったからだし。10何年前のムロは、お金がないというのも知っていて。で、ちょうど高校生くらいだった永山絢斗がいて。絢斗がくれたプレゼントは5センチくらいのミーアキャットの人形だったんだけど。そのミーアキャットの人形とムロがくれたボブ・ディランの詩集は、まだ俺の家に飾ってあるんだよね。だからプレゼントはお金じゃないんですよね。

ムロ：そこで学んだこともあったし。頑張って「リリー・フランキーに好かれたい」っていう自分の正直な気持ちもあったし、頑張りがいもあった。……で、今実は、その詩集はうちにあるんですよ（笑）。一緒に高いウイスキーを飲ませてもらったことがあって、そのときに「1回持って帰って読んでもいいですか？」って。

リリー：渡したけど読んでないから持って帰って読もう、と思うのがまたちょっとモテそうよね。

BABI：確かに（笑）。ムロさん最強説。

ムロ：違う！ やめて……ちょっとトイレに行ってきていいですか？



- ♪OAリスト♪-
CHA-CHA-CHA　/　石井明美
CROSS ROAD　/　Mr.Children
愛の夾竹桃　/　藤田恵美
初恋　/　村下孝蔵
サヨナラCOLOR　/ 　SUPER BUTTER DOG

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▼5/23 OA分 「スナックラジオ」radikoはこちら！
http://radiko.jp/share/?sid=FMT&t=20200523160000

▼5/23 更新！
「【スナックラジオ スピンオフ】閉店後トーク #6 (ムロツヨシ)」はこちら！
https://park.gsj.mobi/voice/show/19788

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★来週もお楽しみに！