TOKYO FM開局50周年記念番組 True Stories
(5月24日放送回・きたやまおさむさん)
音楽と言葉を電波に乗せて、東京の空へ。
この日お話を伺ったのは、精神科医で作詞家のきたやまおさむさんです。
花曇りの中、東京で一番好きという青山を歩きながら、
50年の時を飛び越えたお話、伺いました。
京都での学生時代に知り合った加藤和彦さんと
『ザ・フォーク・クルセダーズ』を結成。
デビュー前、東京でギターを買うために
加藤さんと電車で8時間半かけ、
語り合いながら、やってきたこともあったそうです。
1967年のメジャーデビュー曲『帰って来たヨッパライ』は、
日本で最初のミリオンセラーに。
でも、その勢いのまま作り上げた『イムジン河』は、
“政治的理由”により、直前で発売中止になってしまいます。
「やめようとするヒットする、発売中止になると話題になる。
みんながやってほしいというとやめる。
人の心に応えないところがフォークルらしいと思います。」
解散後、東京を拠点にするようになってから50年。
桜舞い散る青山墓地で、きたやまさんは語りました。
人生を旅としてとらえる、きたやまさん。
旅立ちや旅の途中の歌はたくさんあるけど、
到着した歌はない、それはなぜか?
未知の世界に満ち溢れているという、“心の中の旅”とは?
お聞き逃しの方は
radikoのタイムフリーでどうぞ。
5月31日に放送、きたやまおさむさんの第2回は、
青山を愛するもうひとつの理由に迫ります。