Vol.275 野村證券株式会社 池田肇さん・第2週目

  

今週も、野村ホールディングス株式会社・執行役員、野村證券株式会社・常務・未来共創カンパニー長兼ブランド戦略共管、池田肇さんをお迎えしています!


今回は、野村證券が野村證券であり続ける理由について伺いました。

日本には数多くの金融機関があり、その中には長い歴史を持っているところも多いのですが、創業時の名前がそのまま残っている金融機関は、実は珍しいのだそうです。
野村證券もその歴史の中で合併などの可能性は何度かあったのですが、目先の損得に囚われず、野村が大事にし続けている「清冽な地下水」を流れさせ続けながら、社員を育て、顧客第一主義、調査重視、海外市場への視点、独立独歩の精神を守り続けた結果、95年間野村證券の社名を変えることなく今日を迎えています。

それを可能にしてきたのは、困難を迎えるたびに次世代を生き残るための新たな一手を打つ「攻め」の姿勢。例えば昭和40年(1965年)の証券不況の際には、いち早く時代を見通すため日本初の本格的民間シンクタンクの野村総合研究所を設立したり、2008年のリーマンショックの際には、自身もピンチを迎えている中、リーマンブラザーズの事業継承を行い海外市場でのシェア拡大を目指したりと、野村證券として独自のサバイバルを実践してきました。

「[清冽な地下水]を脈々と流れさせ続け、きちんと汲み上げて、新しい行動を起こしていくことで、最後はお客様が支えてくれた」と語る池田さんのお話、是非お聞きください。

今週のゲスト
池田肇さん
平成2年4月 大学卒業後、野村證券株式会社に入社
支店勤務、人事部採用担当、広報部長などを経て平成 27年4月 野村ホールディングス株式会社 執行役員 グループ広報担当 野村證券株式会社 執行役員 広報担当 に就任。
平成31年4月より、野村ホールディングス株式会社 執行役員 未来共創カンパニー長兼ブランド戦略共管 。


■A Gene of Music
このコーナーでは、音楽に精通した方にゲストのお話からイメージする4つの楽曲をセレクトしていただき、4週にわたって番組内で放送しています。

今週の選曲者
ジョージ カックル さん

日本人の母とアメリカ人の父の間に鎌倉で産まれる。1967年に家族とテキサスに引越す。その後1969年に韓国に引越し、その後日本に戻る。上智大学に入学後、世界中をめぐる旅に出る。やがてハワイ経由でサンフランシスコ近辺に移り住み、サーフィンに没頭。
Indian Valley Colleges, Marin Community College と San Francisco State Universityに入学。

職歴は車のメカニック、庭師、スクリプス海洋研究所(TSRI)の海水学技術者、ランチハンド、ペディキャブ運転手、歴史的な有名ロックバー[開拓地]のバーテンダー、観光案内、作詞家、ジャーナリスト、ロケーションコーディネーター、タワーレコードジャパンの音楽出版マネージャー、そして、パルコや奈良のスポーツ企業のコンサルタントなど、様々な職業を体験。

現在はインターエフエムの人気ラジオ番組「レイジーサンデー」のコーホストとしても活躍中。これまで5冊の著作が発売され、6冊目を執筆中。


今回のゲスト企業から連想するテーマ
「野村證券」と聞いて、選曲者のジョージ カックル さんは何をイメージされたのでしょうか? 選曲のテーマを教えていただきました。
ジョージ カックル:会社も人間と同じ様に、成長していく。歴史ある野村證券ならなおさら、時代を超えてステップし、歴史を刻んで行った。選曲もそんな会社のストーリーを表現する4曲をセレクト。紆余曲折ありながらも、攻めの姿勢で歩む企業の力強さや明るさ、前向きさを洋楽で表現しました。

ジョージ カックルさんが選ぶ今週の1曲
DONOVAN「THERE IS A MOUNTAIN 」 (1967)
ジョージ カックル さん:山あり谷ありの歴史をなぞらえた一曲。最初に見えた山は、次第に見えなくなり、その後もう一度現れる。このフレーズ(詩)は作詞作曲し歌っているドノバンが仏教に影響されて書いたそうだ。この世は何であっても、消えてはまた違うかたちで生き返る。企業もいい時もあれば、良くない時もあり、野村證券はそれを攻めの姿勢で乗り越えていった。この曲も次々とメロディーがリピートして、人の心に入り込み、心地よくしていく。ちなみに、このメロディーはキャッチーなので、オールマン·ブラザーズ·バンドやグレイトフル·デッドもジャムの曲に使っている。

■放送局、放送時間情報
ショートver.(5分番組)
FM青森 毎週土曜 19:55 / FM秋田 毎週土曜 19:55 / FM GUNMA 毎週土曜 16:55 / FM福井 毎週土曜 19:55 / e-radio(FM滋賀) 毎週土曜 19:55 / FM山陰 毎週土曜 19:55 / FM山口 毎週土曜 19:55 / FM岡山 毎週土曜 19:55 / FM大分 毎週日曜 7:25 / FM宮崎 毎週日曜 15:55 / FM Okinawa 毎週土曜 19:55 

ロングver.(15分番組)
FM青森 毎週土曜 8:30 /FM岩手 毎週金曜 8:45 / FM仙台 毎週日曜 9:15 / FM栃木 毎週日曜 7:00 / FM富山 毎週日曜 9:30 / FM石川 毎週日曜 9:30 / FM大分 毎週土曜20:00 / FM佐賀 毎週日曜 9:00 /FMK(FM熊本) 毎週日曜 9:30

*1 放送局及び放送日時が変更となる場合があります。特別番組、天災などの臨時対応により、予告なく放送休止となる場合がありますのでご了承下さい。詳しくはお聴きいただいているFM放送局のタイムテーブルにてご確認ください。

*2 ラジオ端末をお持ちでない方は「JFN PARK」、「radiko」、およびPodcastで聴取可能です。

*3 放送エリア以外の方はスマートフォンアプリの有料サービス「radiko(プレミアム会員)」「ドコデモFM」「WIZ RADIO」を使ってネット局で聴取可能です。