2日目にして初ゲスト、アルコ&ピースの平子祐希さんが登場!
過去、そして現在もご自身のラジオでよくとしまえんのお話をされています。
つるのさんと平子っち。どんなトークが繰り広げられるのか、ぜひ配信を聴いてみてくださいね。
「2日目」を聴く
そして放送後記では、テキストと写真でも「30日後に閉まるとしまえん」をお楽しみください!
---
こんにちは、つるの剛士です。
早速今日は1人目のゲストとして、非公式としまえん宣伝大使アルコ&ピース 平子祐希さんにきていただきました。
平子:よろしくお願いします。
つるのさん:よろしくお願いします。平子君
平子さん:はい
つるのさん:僕同じ事務所ですけど、まさか「非公式としまえん宣伝大使」というのは知りませんでしたよ。
平子さん:僕は、各所各所で何かっていったら「としまえん」ですからね。

つるのさん:そうですか。実は、僕の妻が福島県のいわきで
平子さん:はい。僕の地元。
つるのさん:それで、平子君もいわきっていうイメージがあったので。
平子さん:そうです、そうです。
つるのさん:「としまえん」と平子君が中々結びつかなくて
平子さん:僕の嫁が地元が高円寺なんで、「としまえん」も自転車圏内なんですよ
つるのさん:ちょっと遠いですけどね
平子さん:自転車で20分くらいかければいけるんで。今は車があるんで車でも遊びにいったりしてますし、もう人生の半分を本当に冗談でもなんでもなく「としまえん」なんですよね。
つるのさん:そうですか(笑)びっくりしましたけども。じゃあ、今回のとしまえんの閉園のニュースを聞いたときは…どうでした?
平子さん:この番組のテイストにあわない表現なのかもしれませんけど、正直に言うと、親戚が亡くなったっていう知らせを聞いたときの大一報の地に足がつかない感じ、実感があるようでない感じ、あの感覚が一番近かったですね。
つるのさん:今全ての練馬区民が平子君と同じ感情!「うまいこと言ってくれた」と。僕も今までどういうふうに言っていいかわからなかったけど、まさに親戚が亡くなった感じです。その通りですね。
平子さん:永遠に隣りにあるものだと思って我々過ごしてますし、なくなることが未だに実感はつかめてないんですよね。ただこの番組でとしまえんを特集するということで、簡単なアンケートをこちらの方に送っていただいて、それを返信する時に文章を考えながら書いていたんですけども。その時に子供と行った思い出とか家族と遊んだ、友達と遊んだ思い出がこう蘇ってきて、僕これ比喩表現でもなんでもなく、2滴だけ泣いたんですよ。。。
つるのさん:ああ、そうですか(笑)
平子さん:2滴泣いたんですよ、僕
つるのさん:2滴ね。2滴っていうところがいいね。
平子さん:実感がこう湧き上がってきて、本当になくなるからこの企画なんだなと思ったときに、ろくなアンケートを返せなかったからですからね。
つるのさん:なんかごめんなさいね。暗い気持ちにさせちゃった。
平子さん:腹立ちましたもん。
つるのさん:そうですか。なんかすみません本当に(笑)
平子さん:エピソードもクソもない。なくなるんだぞ。なんか追悼に近い気持ちになってるんで。
つるのさん:好きなんですね「としまえん」。何がきっかけだったんですか?
平子さん:10年くらい前に結婚してあの辺に住んでまして。芸人7,8人かな、最初遊びにいったんですよ。プール入りにいこうぜと。芸人だから軽薄な気持ちでいくじゃないか。夏だし、水着みにいこうぜとみたいな感覚で。そうしたら、水着見るもくそもなく、ただただ楽しすぎて一日中はしゃぎまわって。横に焼肉屋さんがあるんですけど、あそこに寄って帰って。こんなに人生の内で楽しい時間はないと。
つるのさん:福島にも遊園地ありますよね?
平子さん:そもそもスパリゾートハワイアンズがあるので、プールにおいてのハードルって高いはずなんですよ。
つるのさん:そうでしょ?
平子さん:やっぱり僕ら世代で、昭和の香りをほのかに残すアミューズメントパークっていうのが、現代で枯渇してるようなところがあって。童心に帰らされたっていうのがひとつ大きいでしょうね。
つるのさん:僕らは、小学校、中学校、高校と木馬の会というのに入って、庭のように別に「明日としまえん行こう?」かとかじゃなくて、学校終わってそのまま、としまえん行くみたいなのが僕らのスタンダードな生活だったんですよ。

平子さん:なるほど。
つるのさん:平子君はこの10年くらいで新しい最後の、晩年のとしまえんを謳歌したっていうことですよね。
平子さん:そうですね。それでも新しいとはいいつつも、昭和の香りを残しつつの遊園地ですから。そこがやっぱりよかったのでしょうね。
つるのさん:一番としまえんの良い時期を、一番の魅力を多分全部吸収した世代だったのかもしれないですね。
平子さん:そうかもしれないですね。「ハイブリッドとしまえん」をね。
つるの:そうそうそうそう。
平子さん:そうですね
つるのさん:じゃ、一番の魅力は?ほのかに昭和の香りを残すアミューズメントパークっていうところがとしまえんの魅力?
平子さん:そうでしょうね。木馬の会もそうだよな。僕にとってはフリーメイソンよりも大きい団体ですからね。
つるのさん:(笑)
平子さん:最強の集団。
つるのさん:(笑)
つるのさん:ちなみに、プールの中でいったらどこが一番好きですか?
平子さん:細かな部分もありますけども、やっぱり僕は友達と行って楽しかったから。
その後、子供が生まれて家族で行くようになったんですね。最初に子ども用のプールで遊んで、流れるプールと波のプールは、まだ怖いっていう時期があったのですよ。
でもそれでも、徐々に流れるプールやってみようかな、流れるプールが楽しいな、今度は波のプールにも行ってみよう、波ってこんな楽しかったんだ、昨年までは怖かったのにねっていう子供の成長とともにプールを歩んできたので、その思い出もまた深みを増すひとつの要因なんですよ。だからどれがとかじゃなくて、家族の成長とともにそのプールがあった。どのプールが好きとか僕にとっては、ちょっと愚問なんですよね。

つるのさん:なんかごめんなさいね(笑)僕、変な質問きいちゃったなと思って。僕、今反省してます。
平子さん:ちょっと熱が、、、(入りすぎちゃって)
つるのさん:僕らの世代は、ハイドロポリスが完成する、日に日にどんどん滑り台が高くなっていく建設中を見ているので、小学校6年の時にハイドロポリスが出来た時のあの感動!あれ日本で初めてですよ。あんな滑り台型の、スライダー式のプールができたの。
平子さん:もう体感90度ですからね。
つるのさん:そうそうそうそう。
平子さん:あのハイドロポリスができる前を知ってるというのは、自分の嫁の元カレみたいな感覚、、得も言われる嫉妬感がありますね、
つるのさん:そういうのあるかもしれない(笑)
平子さん:あぁ、俺の知らない時期知ってるんだ、、みたいな。
つるのさん:(笑)今、お子さんはどんな気分なんだろう?
平子さん:子どもたちもまだ実感が持てないと思いますね。多いときだと夏で普通に7〜8回はプールだけでも行ってたので。その後は、親のコンディション次第で遊園地で遊ぶかどうか。
つるのさん:水着のままいけますからね。
平子さん:そうですよね。子どもはまだ実感もててないと思います。生まれたころから当たり前になっているので。
つるのさん:そうかそうか。
平子さん:はい。
つるのさん:今はまだ子どもには教えてない?「としまえん」がなくなるっていうことを。
平子さん:もうニュースでは知ってますけども実感伴ってないんじゃないかなと。多分これからの施設が変わるっていう時に、工事の時に一回建て壊すじゃないですか。あの様をみて、実感するんじゃないですかね。一回見せようかなと思って。それも教育だと思って。永遠じゃないんだっていう。その全てが自分を取り巻く、全ての環境って決して永遠のものではないんだっていうことの教育にはなるかなと。
つるのさん:なんか随分暗いテンションになりましたけども。でも、としまえんって94年の歴史がありましたからね。本当に今いろんなご家族が今、平子くんと同じような心境でちょっとこう暗くなるようなね。
平子さん:うちは嫁の地元なんで。3代にわたっていますからね。
つるのさん:そうかそうか。
平子さん:おばあちゃん、娘、そして我々世代と、、、
つるのさん:本当だね。なんかごめんなさい。本当こんな空気にさせちゃって。
平子さん:重みが違いますね。ingなんで僕。現在進行形でとしまえんだったんで。
つるのさん:そうだね。本当なんかごめんなさい。
平子さん:思い出に浸れないっていうか。
つるのさん:だからここはもうガッツリ追悼じゃないですけども、としまえんにもらった思い出を振り返りながら次のステップに向けての「としまえん」をね、送り出しましょうよ。
平子さん:そうですね。またどこかで出会えるんだ、、、なんかこういうセリフも悲しいな
・・・・(笑)またどっかで出会えるってどういうことだ(笑)
つるのさん:もう出会えないですよ「としまえん」は(笑)
つるのさん:今日は平子くん、プールの写真を持ってきてくださってるんですね?
平子さん:はい、これが息子と娘の夕景の「としまえん」のプールなんですよね。
つるのさん:本当だ。

平子さん:閉園が迫ってきて、プールの人が帰りつつも、それでも子どもたちが遊びたりなくて波のプールでもう一回遊びたいっていう。よく見ると水着乾いてるんですけど、やっぱりもう一回遊びたいと最後にひと泳ぎの写真ですね。
つるのさん:本当だね。西日がさしてね。またいい感じの写真です。
平子さん:西日が似合うプールでね。
つるのさん:そうだねー、「としまえん」ってそういう所あるよね、西日と蝉の音がね、
平子さん:そう。ひぐらしの音がね、日本一似合うプールでしたね。
つるのさん:そうですね。今日、平子さんが見ていた写真ですけども、番組のTwitterアカウントに載せようと思っております。
平子さん:これどなたかアーティストの方、ジャケットに使いたいっていう方いたら。
つるのさん:高円寺のインディーズバンドなんかね。
平子さん:今でいうエモい写真になってるので。
つるのさん:そうだね(笑)ちょっとサイズ感だけ色々トリミングしていただいて、
平子さん:お待ちしております(笑)
つるのさん:みなさんからもTwitterで「 #としまえんでの思い出」 を貼り付けていただきまして、「としまえん」の思い出話を聞かせていただきたいなと思っております。番組の感想「としまえん」について聞きたいことも「#30日後に閉まるとしまえん」でTwitterのほうにドシドシお寄せください。よろしくお願い致します。
番組Twitterはこちら
明日も平子さんに引き続きお話を聴いていきます!
お楽しみに!
30日後に閉まるとしまえん
閉園まで あと29日
---
↑テキストからも平子っちのとしまえん愛が伝わってきて、文字起こしするのも幸せな時間でした。
明日も引き続き、
【非公式としまえん宣伝大使】
アルコ&ピースの平子祐希さん登場!
明日もお楽しみに!!