3日目の本日は、昨日に引き続き、アルコ&ピースの平子祐希さんが登場!
つるのさんと平子っち。本日はどんなトークが繰り広げられるのか、ぜひ配信を聴いてみてくださいね。
「3日目」を聴く
そして放送後記では、テキストと写真でも「30日後に閉まるとしまえん」をお楽しみください!
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つるのさん:さあ今日も「ミスターとしまえん」アルコ&ピースの平子祐希さんに来ていただきました。よろしくお願い致します。
平子さん:よろしくお願いいたします。
つるのさん:前回は、もう、熱い平子さんの思いを聞かせていただきました。
平子さん:前回は少し暗くなってしまいましたけども。
つるのさん:本当ですね。親戚が亡くなってしまうような感覚という、うまい比喩をしてくれましたけども。
平子さん:亡くなった時の第一報を聞くときのような感覚でしたね。「としまえん」閉園のニュースは。
つるのさん:いや、本当ですよね。多い年は、ひと夏で8回もプールに行っていたって?
平子さん:はい。プールだけで数えれば8回ですね。
つるのさん:すごいですね。何か印象的なエピソードありますか。
平子さん:エピソードというか、もう本当にただただ楽しく遊んだだけというだけなんで、芸人にありがちなこんな失敗があって、こんなドタバタがあって…といのは無くて、安全で楽しく遊べる場所だったんで僕らにとっては。
「としまえん」プールなんか訪れた方は、これは “あるある” でわかるんじゃないかなと思うんですけど、奥の真ん中の子どものプールがあるじゃないですか、さらにそこから一段あがって奥の方に細く長く伸びる底の浅い子どものプールが続くんですよね。あそこでところどころで、丘というか、山場みたいな作られている場所があるんですけど、子どもが登れるように少しザラザラした材質で(滑り止めになっていて)できているんですけど、坂なんで子どもは浮き輪でそれを滑り台にしたがるんですよ。
つるのさん:はいはい(笑)
平子さん:したがって、なんの迷いもなく、浮き輪で滑るんですけど。なんせ下が滑り止めでざらついているので、まあ滑らないんですけど、子どもは無理くり滑るんで、うちはそれで浮き輪二台壊してます。
つるのさん:言ったらやすりの上を滑るみたいなもんですからね(笑)
平子さん:本当そうなんですよ!ヤスリ的な材質の中でも、ややヤスリっぽくない材質を一箇所二箇所作っているんですけど、それも別に滑るわけじゃないのでそこの取り合いになるっていうのはね。ちょっと “あるある” でありますけどもね。
つるのさん:これはかなりコアな “あるある” です(笑)
平子さん:コアあるあるですね。「としまえん」の。本当に行っている人じゃないとわからない。一見さんお断りあるあるですね。
つるのさん:逆に僕は子どもをプールに連れていったことがないので、そのあるあるはちょっとわからないですね。
平子さん:確かに、子どもがいないとあまり近寄らないエリアになりますもんね。
つるのさん:そうですね。たぶん同じような思いをされてらっしゃる方も結構いらっしゃるんじゃないかと思うんですけどね。
平子さん:今、経験した人は、腹を抱えて笑っていると思いますけどね。
つるのさん:そうですか(笑)あとは、何かありますか?
平子さん:プールで自動空気入れが2〜3箇所あるのかな。で、あれで空気の入れ加減を誤っているお父さんが、結構毎年毎年いらっしゃいまして。
僕、空気入れすぎてワニのボートが10メートルくらい上空にあがってるのを見たことあるんですよ園内中に響き渡る「パーン」って破裂音が響き渡って、『ああ、また誰かやったな』って自分はわかるんですけど、周りは自分が打たれたって思って後ろ振り返る人たちが多数いらっしゃって(笑)
つるのさん:ああ、そうですか(笑)
平子さん:そうです、ワニのボートです。上空に上がったのは10メートルが最高ですね。
つるのさん:それちょっと僕は見たことないですね(笑)
平子さん:(空気入れ)ガンタイプなんで、テンションが強いんで。
つるのさん:結構あっという間に(空気が)入りますからね。
平子さん:パンパンに入れたいタイプの人と、少し余力を残すタイプの人で分かれるんですけど。パンパンタイプの人は危ないんですよね(笑)
つるのさん:としまえん行く前に少しトレーニングしたほうがいいのかもしれませんね。
平子さん:一回ちょっとそうですね。ご自宅でどれくらいの余力を残すべきなのかっていうのは一度予習は必要なのかもしれませんね。
つるのさん:なるほどね、僕は、ちょっとこれも中々共感できないんですけど(笑)
平子さん:ご覧になったことないですか?
つるのさん:としまえんでワニが飛んでる姿見たことはないですね(笑)
平子さん:シャチタイプだと横にふくよかな体型なので、あまり上空に飛びづらいというか、空気の抵抗を受けやすいので、それほど高くなかったですね。シャチは2メートルくらいだったかな。
つるのさん:ワニは10メートルいく?
平子さん:ワニは流線型なので、空気抵抗受けづらいスタイルをしているので結構上に、縦にスーッと飛んでいきました。僕が見たときは。
つるのさん:そんな姿も見れなくなるってことか。としまえんがなくなることで。
平子さん:夏の風物詩でしたからね、練馬にお住いの方々にとってはね。
つるのさん:そうそう簡単に見れるもんじゃないと思いますけどね(笑)
平子さん:でも年に2〜3回は見たな。
つるのさん:それだけ飛ぶ人がいるんだったら、としまえんも注意すればいいんですけどね。
平子さん:人によって入れ加減が違うので中々一律じゃない難しさがあるんですけどもね。
つるのさん:そうですか(笑)あとは何かあります?
平子さん:これはご存知ない方多いと思うんだよな。
つるのさん:いや、そんな事ないと思うんですけど。
平子さん:これちょっと驚き情報なんですけど。
つるのさん:「としまえん」の中で?
平子さん:流れるプールの下の奥まった場所に、
つるのさん:あります。階段降りたところに?
平子さん:カレー屋さんがあるんですよ。
つるのさん:カレー屋というか、フードコートがありますよね?
平子さん:フードコートがありますよね。あれ、カレー屋さんのフードコートですよね。ご存知でした?
つるのさん:知ってますよ。
平子さん:たぶん。世界で二人目ですよ。
つるのさん:(笑)
平子さん:一人目はうちの嫁なんですよ。
つるのさん:そんなことないですよ。あそこ人一杯いますもん(笑)
平子さん:うちの嫁が、流れるプールで遊んでる時に娘がトイレに行きたいと言い出しまして。探してたときに『祐希聞いて、下にカレー屋さんがある』って…。
誰も気づいてないんですよ。ひっそりと営業してるんですよ。嫁が「私が世界で初めて見つけた」って未だにもう言い張ってはばからないですからね。
つるのさん:僕、知ってますよ(笑)
平子さん:あそこって普段どんなに混んでてもあそこでは普通に座れて食べれるんですよ。
つるのさん:違うんですよ、実はあそこ。昔から言ってる練馬民は、あそこに怖い人がいたんですよ。
平子さん:ちょっと暗いから?
つるのさん:暗いところで怖い人達がたむろしてたんですよ。それで、我々の年代ではあそこに近寄りがたかった。。
平子さん:なるほど。
つるのさん:そのそういう思い込みがあるので、行けないんですよ。あそこに。
平子さん:ビーバップ世代ですもんね?つるのさん。
つるのさん:そうそうそう。実際、としまえんで二回カツアゲにあってるんで。。。
平子さん:カレー食べるためにあそこで小銭をせしめられて?
つるのさん:ちょっと我々は、あそこ行きずらいっていうのがこう小さいときからの免疫としてあるんですよ。
平子さん:じゃあ、逆に今すごく平和なフードコートになってますけども、地元民の方は逆に近寄り難い場所なんですね。
つるのさん:ちょっと今でもドキドキします(笑)
平子さん:じゃあ、初めてじゃなかったんだ。
つるのさん:だから平子さんなんかは、10年位前から行ってる人だからその辺の (怖い人がいるかもしれない) 概念がないわけでしょ?
平子さん:としまえんは、世代によって場所場所で概念が変わるですね。
つるのさん:あそこにカレー屋さんがあるのは知ってたけど、食べたことないですね。味はどうなんですか?
平子さん:めちゃくちゃうまいですよ。パキスタンの方がやってらっしゃるので、2人かな3人かなパキスタンの方でした。うちの嫁が聞いたらインドではなかったです。パキスタンからきてますよ。本場のカレーですよ。
つるのさん:あ、それはちょっと今からでも食べに行きたい。
平子さん:渋谷・原宿で食べたら2,500円くらい取られるんじゃないかな。本格カリーですね。
つるのさん:カレーじゃなくてね。
平子さん:カリーですね。感覚的には。
つるのさん:嘘ついてないですよね?(笑)
平子さん:いや、本当にナンもありますから。
つるのさん:そうですか。ビールは飲めるの知ってるんですけどね。
平子さん:ビールも飲めますし、ナンも選べるし、ご飯も食べられるし。
つるのさん:あそこでおいしいカレーが食べられるっていう情報はなかったですね。
平子さん:これはまだ “あるある” の1ページ目なんですけども。プールいくと、夏場必ず100%、ボディービルダーの方が日焼けしている!!!!決まった方いらっしゃるんですよ。
つるのさん:プールの中で?
平子さん:いや、プールの外でです。あの方、プールの中に入ってるの見たことはないな。元々は、一人の方だったんですけども、ものすごい体をしたボディビルダーの方、必ずいる!!絶対いるんです!!ここ2〜3年はお仲間の若目のボディビルダーの方が2人いるときもあれし、3人いるときもあるし。写真撮影にも快く応じていただける方で。ギャルが楽しげにお写真撮っていただいてますよ。
つるのさん:あーそうなんだ。それも僕は全然知らなくて、、、
平子さん:100%いるんですよ。
つるのさん:毎日?
平子さん:あの真ん中の子どものプールの横ですね。基本はそこですね。基本はそこで日焼けをしてらっしゃいます。
つるのさん:プールには入らず?
平子さん:はい。一日たりともいないときがないので。僕、「としまえん」の概念なのかなって思ってますね。
つるのさん:ああ、そうですか(笑)
平子さん:ぐらいにいますよ。
つるのさん:じゃあ、完全に木馬の会の会員でしょうし。
平子さん:木馬の会の会長の可能性ありますよね。
つるのさん:ああ、逆にね!?
平子さん:だっていない時ないですもん。
つるのさん:あ、そう。それはちょっと見てみたいわ。
平子さん:会えるのかな。最後を惜しんで・・・
つるのさん:どこに行くんでしょうね。「としまえん」なくなったら。
平子さん:その問題もあるんですよね。あの辺で気軽に日焼けができる場所ってなるとね。他のプールだとちょっと遠くなるじゃないですか。
つるのさん:ねーたしかに。ないですよね。
平子さん:だから僕、ハリーポッターが粋なこと言ってくれないかなーって『プールだけは魔法がかからなかったよ』って
つるのさん:(爆笑)
平子さん:継続してくんないかなーってこれ自分のラジオでも喋ってるんですけどね。
つるのさん:そのボディービルダーの話は本当の話ですよね?
平子さん:本当です。本当です。これ100%います。
つるのさん:としまえんのプール行かれる方は是非記念に写真を撮っていただいて、としまえんが閉園した後、『どちらに行かれるんですか?』っていうことを聞いていただけたらいいなと思って(笑)
平子さん:ハリーポッターの施設で日焼けしてる可能性ありますからね?
つるのさん:それはちょっとなんか邪道な感じしません(笑)?
平子さん:魔法いらないですからね、魔法いらずみたいな(笑)
つるのさん:もしこれを聞いてる方で「としまえん」行く方で、そのボディービルダーの方を見かけたら、話を聞いていただいて…
平子さん:もしいなかったと思うと、その方のメンタルすごい心配ですけどね。
つるのさん:あーそうか。もしいたらでいいんでね。ちょっと情報聞いていただけたらいいなと思います。心配ですもんね。我々ね。
平子さん:つるのさんの世代と僕の世代で変わってるかもしれませんからね。
つるのさん:そうですよねーいろんな時代時代でとしまえんのプールはいろんな事があったんだなっていうことを今日知りましたよ。ありがとうございました!
みなさんからもTwitterで「 #としまえんでの思い出」 を貼り付けていただきまして、「としまえん」の思い出話を聞かせていただきたいなと思っております。番組の感想「としまえん」について聞きたいことも「#30日後に閉まるとしまえん」でTwitterのほうにどしどしお寄せください。よろしくお願い致します。
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明日は機会遺産にも指定され存続を熱望されているとしまえんの顔!「カルーセルエルドラド」の歴史をとしまえんで長年働かれている上野さんと渡辺さんにお伺いします。お楽しみに!
30日後に閉まるとしまえん
閉園まで あと28日
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としまえん通だからこその"としまえんあるある"でしたね!
平子さんはまたどこかの回で登場してくれるので、お楽しみに!!
明日のテーマは…カルーセルエルドラドです。