今日は、バックパックのメンテナンスについて
お話しします。
アウトドアブランドのバックパックは、耐久性や耐水性を高めるために特殊な加工やコーティングが施されているので、実はお手入れは簡単なんです。
基本的には、汚れを落として、拭いて、風通しの良い場所で乾かす。これだけ。汚れを落とすときに必要なものはタオルと中性洗剤。ぬるま湯に洗剤を溶かしてタオルに染み込ませ、全体を拭いていきます。
特に入念に拭いておきたいのは、背負ったときに背中と接する背面パッドの部分。汗をかいた影響を最も受けている場所なのでしっかり拭いておきましょう。全体を拭き終わったら乾いたタオルでもう一度拭いておしまいです。
外付けのポケットがあるなら、内側を拭いた後、丸めた新聞紙を入れて、湿気を取りながら型崩れを防いで乾かします。ベルトやファスナーが付いていたら解放したまま乾かします。この時、ベルトやファスナーがきちんと開け閉めできるかもチェック。不具合があれば修理することをお勧めします。アウトドアショップに持っていけば対応してくれますよ。
さいごに、必要なら撥水スプレーを使って撥水性能をキープしておくとさらに長持ちします。
さて、これがバックパックの大掃除ですが、使うごとに毎回、汚れを払ったり背面パッドの汗を拭き取っておけば、大掃除はいりません。また、雨の時はレインカバーを使うこと、ファスナーの開け閉めを無理に力任せにしめないこと。これで、バックパックは高い機能を保ったまま長くお付き合いができますよ。
お気に入りのバックパックはどうぞ大切に扱ってくださいね。