今日はトレッキングシューズのメンテナンスについてお話しします。
トレッキングシューズを久しぶりに靴箱から取り出したらバキバキになっていた。そんな状態でフィールドに出るとトラブルの原因になります。お出かけ前にきちんと状態をチェックしておきましょう。
お手入れの基本は汚れ落としです。まずは靴ひもを取り外します。中敷きを使っているならそれも外します。そしてブラシを使って汚れをしっかりと落とします。革製のシューズなら革の状態をチェック。乾燥していたり小さな傷がついていたら、革用のスプレーを使って保護しておきましょう。
ナイロンを使っているシューズなら、汚れ落としは濡らしたタオルで綺麗になります。つま先やかかとがゴムでコーティングされている場合もタオルで大丈夫です。
そして最後に防水スプレーを全体に薄く吹きかけて完成です。こうした作業中に、靴ひもや靴ひもを通す金具の状態、各パーツを縫い付けている糸の状態、さらに、シューズの内側の破れや変形をチェックすることも忘れずに。内側のやぶれは、靴擦れやマメの原因になるかもしれません。
すべて大丈夫だったら、シューズが乾くのを待って中敷きや靴ひもを通します。ここでワンポイント。お手入れ後すぐに履くのでなければ、靴ひもはゆったりと通しておく。これで変なクセが付くのを防ぐことができます。
防水スプレーや革靴を手入れするスプレーはアウトドアショップにありますし、靴ひもや金具類の交換もショップに相談できますよ。
アウトドアに出かける前にトレッキングシューズのチェック、忘れないでくださいね。