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登山中の休憩のとりかた

山歩きを安全に楽しむためには、細かく休憩をとることが重要です。

さて今日は「登山中の休憩の取り方」について。

山歩きを安全に楽しむためには
細かく休憩をとることが重要です。上手な休憩は、いつ休んで何をするかがポイントです。

まず、登山口から歩き始めてはじめての休憩は、スタートから15分でもいいので早めに取りましょう。足を止めたら久しぶりの登山靴で靴擦れが出来るような気配がないか、まずはこれをチェック。さらに靴ひもが緩みがちではないか、リュックや洋服にトラブルがないかなど、この先計画通りに歩いていけるのか見極めるようにしましょう。

大丈夫だったら先に進む。そして、2回目以降の休憩は、30分ごとや45分起きなど定期的に取り、山歩きのリズムを作っていくことが大切です。自分の体力と相談して、歩きやすいリズムを見つけてください。そして、このときの休憩は座り込んでじっくり取るのではなく、立ったまま足首や膝のストレッチをしたり、腕や肩を回して、いつでも動けるように整える時間に使いましょう。
そして水分や糖分などをとったら出発です。時間にして5分程度ですね。こういう形で細かく休憩を取ることができれば、次の1歩がとても歩きやすくなります。

もちろん腰を下ろして一休みしてもいいですが、座って休むなら、必ず背中からリュックを下ろして休むこと。背負ったまま座り込んで休むと、立ち上がるときに余計な体力を使いますし、ぎっくり腰や膝の痛みの原因にもなります。危険なので注意してください。休む時は荷物下ろしてリラックス。

山歩きの休憩は、体力に合わせて細く短くとりながら、体調を整えるストレッチと、水分や栄養の補給、そして地図を確認するなど、次の行動の確認をするための時間です。

ゆっくり時間を過ごす目的地まで、しっかり歩けるように休んでくださいね。