声優・野島裕史が、自転車をテーマにお届けしている番組「サイクリスト・ステーション ツアー・オブ・ジャパン」。8月14日(土)〜8月18日(火)の放送では、“番組オリジナルグッズ・第2弾”の開発秘話を語りました。
昨年末、番組放送開始4周年を記念して「番組オリジナルグッズを作ろうプロジェクト」を発足。第1弾は、衣服生産のプラットフォームを展開する「sitateru (シタテル)」とタッグを組んで番組オリジナルグッズ「Pedalish(ペダリッシュ)」の「サイクルキャップ」を作成。そしてこのたび、サイクルグッズ第2弾の開発が決定! 気になるアイテムは……?
パーソナリティをつとめる野島裕史。かぶっているのは、第1弾番組オリジナルグッズのサイクルキャップ。
野島:第1弾は、普段使いもできるサイクルキャップを制作しました。既存のアイテムと比較しても、より長持ちして、洗濯もできる点が特徴でした。
「Pedalish」のアイテムは、普段使いもできて、“自転車乗りにとって便利”をコンセプトにしたいと思っています。というのもガチのサイクリンググッズは、自転車メーカーや自転車アパレルメーカーから出ていますから。
第1弾のサイクルキャップは、僕自身もヘビロテでかぶっていますし、この番組にもときどき登場する僕の自転車仲間で声優の伊藤健太郎くんは、めちゃくちゃ気に入ってくれて、ほぼ毎日のようにかぶっています。
みなさまからの好評を得て制作できることになった第2弾は“バッグ”に決定! “自転車のバッグで思いつくのは……”ということで、まず名前が上がったのはメッセンジャーバッグ。僕の個人的意見として、メッセンジャーバッグというのは、自転車に向いているというよりも、書類などの荷物をサッと取り出せて、サッとしまえるところがメリットだと思うんです。僕も持っているのですが、自転車に乗っているときは、ストラップをガチッと引っ張って、若干胸が締め付けられるくらいの状態で荷物を運ぶので、個人的には“快適ではないな”という感じがあります。どちらかと言うと、メッセンジャーバッグは自転車に向いているというよりも、“書類の出し入れをスムーズに早くできるバッグ”だと思っています。ということで、今回の企画では“メッセンジャーバッグは違うな”と感じました。
次に“一番スタンダードなバッグ”ということでトートバッグを思いついたのですが、いかんせん自転車との相性が悪い。普段使いでオシャレに持てますし、レジ袋有料化によりエコバッグとしても使えるので需要も多いと思うのですが、“自転車との相性が悪い”ということで見送らせていただきました。
そんなわけで僕的に自転車に一番向いているのは、バックパックだと思うのですが、自転車との相性が良いバックパックは既にたくさんあります。研究開発に相当な時間をかけないと良いバックパックは作れないと思うので、こちらも今回は見送らせていただきました。
なので、そんなにガチッと“自転車乗り用”というバックパックではなく、ゆるい感じのナップザック的なものにしようかなと思っています。先ほど話にも出たように、レジ袋有料化に伴い“エコバッグ的に使えるナップザック”が便利なのではと思っています。
なぜかというと、僕は自転車通勤をしていて、帰り道にスーパーに寄ることが結構あるんです。食材や日用品・生活用品を買うのですが、ちょっと買いすぎちゃったりすると、自転車用のバックパックが小ぶりにできているので、入らなかったりするんです。買い物をしたときに、すぐに取り出せて、小さく折り畳んだ状態からパッと広げられて……というバッグは持っているのですが、トートバッグタイプが多い。それだと、自転車に乗るときに使いにくいので、オシャレで普段使いができるデザインのナップザックを企画したいと思います。
この企画は紆余曲折があったように見えますが、意外と10分くらいでトントン拍子で話が進み、あっという間に素材選びまでいってしまいました(笑)。今回も素材にこだわって、“ナップザック業界初ではないか?”という素材も使っていまし、撥水性もあって丈夫で軽い。さらに、小さく折り畳めてオシャレ……という、「Pedalish」の企画にピッタリなナップザックが登場します。今回もかなりの自信作で、自分でも“3つくらい買いたいな”と思えるようなアイディアが挙がってきています。ワクワクしております。ぜひ、みなさん楽しみにしていただきたいと思います!
さて、8月22日(土)〜8月25日(火)の「サイクリスト・ステーション ツアー・オブ・ジャパン」は、
番組オリジナルグッズ第2弾の製作スタッフの方をゲストにお迎えし、こだわりの素材など詳しくお話を伺います。お楽しみに!