放送で使われるワードに関して、少し難しい言葉をご説明します。
第5回の放送では瞑想が肉体に及ぼす具体的な効果についてニーマル先生が説明してくれました。
その中で出てきた言葉で少しわかりにくい言葉があったのでこちらで説明します。
微細的なエネルギーとは、見たり触ったりできるものではなく、人間を含む物質のエネルギーを指します。例えば、電球は見て触ることはできますが、流れている電気そのものは見たり触ったりすることができません。電球に電気が流れて初めて光を見ることができます。
プラーナとは、生命エネルギーを指します。すべてのものにはプラーナが流れており、それによって生かされています。プラーナは微細的なエネルギーです。
コンシャスマインドとは顕在意識のことですが、ニーマルメソッドでは特に集中して今ここにある状態の意識を指します。瞑想によってコンシャスマインドの領域を広げることが一つの目的です。
サブコンシャスマインドとは潜在意識のことであり、呼吸や食事、またはいつもの帰り道など今ここに意識がなくても随意的に行うことができる意識の状態を指します。潜在意識に保存されているメモリーによって生活することが多くなると、コンシャスマインドの領域が減り、今ここにない状態で日々を過ごすことが多くなってしまいます。
アンコンシャスマインドとは無意識のことで、眠っている時、酩酊している時など本人がまったく記憶のない状態を指します。アンコンシャスマインドにも多くの記憶が保存されており、時として自分の成長を妨げてしまうものもため込んだ理しています。瞑想のコンシャスマインドによってその部分に光を当て、意識の浄化をすることができます。