本日の20時台 JAZZ&VOCAL NIGHTは『JAZZ LIFE』最新号特集です~。

Today's Topic



今夜は毎月恒例の『JAZZ LIFE』誌最新号から新譜を中心に紹介いたしました。

まず1曲目はダイアナ・クラール。
今週最新作『ディス・ドリーム・オブ・ユー』がリリースされます。
このアルバムは彼女を見出したプロデューサー、トミー・リピューマ(2018年没)と共に2016年から録りためてきたスタンダード集です。
お届けした曲はアーヴィング・バーリン作の「How Deep Is The Ocean」でした。
(★写真:収録アルバム『This Dream Of You』 ユニバーサルミュージック UCCV-1181)

2曲目はベーシスト、クリスチャン・マクブライド。
最新作のタイトル『フォー・ジミー・ウェス・アンド・オリバー』はモダン・ジャズ・シーン3人のレジェンドから取っています。
お届けした曲はウェス・モンゴメリー作の「Road Song」でした。

続いての2曲は表紙にもなっているブラッド・メルドー。
18日に『組曲:2020年4月』をリリース。
コロナの影響によりヨーロッパツアーを中止にし、自粛生活を余儀なくされたメルドーが、人の消えた街などその特殊な状況下をソロ・ピアノで表現したアルバムです。
曲は「Remembering Before All This」
続いての曲は、New Yorkで活躍していた頃を懐かしんで、ビリー・ジョエルの「New York State Of Mind」のカバーを聞いていただきました。

次はピアニスト、ジョン・ビースリー。
8月に『モンケストラ・プレイズ・ジョン・ビーズリー』というアルバムをリリースしています。
モンケストラとはセロニアス・モンクの曲を中心に演奏するビックバンドです。
曲はビーズリーのオリジナル、サックス奏者スティーヴ・タバローニに捧げた「スティーヴO」を聞いていただきました。

先週コンコード・レーベルから初メジャー・レーベル・デビューしたブッチャー・ブラウン。
個人アーティストのようなネーミングですが、5人組バンドです。
ヴァージニア州リッチモンドで活動、7枚のアルバムを発表していました。
メジャー・デビュー・アルバム『#KingButch』から「キャベッジ」をお届けしました。

次は日本人アーティスト、アルトサックス奏者の土岐英史。
主に関西方面で活躍している御年84歳のベテラン・ギタリスト竹田一彦氏をフィーチャーしたアルバム『ザ・ギター・マン』をリリース。
曲は同タイトル「ザ・ギター・マン」でした。

最後はチック・コリア。
楽譜のコーナーに掲載されている1968年に録音された『Now He Sings,Now He Sobs』から。
同タイトル曲をお届けしました。

来週はリクエスト特集です。
お楽しみに(^^♪