2020年9月

LEGENDS



今回のLEGENDS 岩崎宏美~シアワセノカケラ~は、
『岩崎宏美ミュージックセレクションvol.3』をお届け。
宏美さんが選曲する様々な音楽と共に、思い出を語っていただきました。
テーマは
『半年ぶりの、お客様の前で歌えるアコースティックライブを終えて…』!
8月15日16日にアコースティックライブを開催した宏美さん。
半年ぶりに皆さんの前で歌えるんだ、
という気持ちがプレッシャーにもなっていて
ライブの2日前に体調を崩してしまったとか。
検査結果は何事も無く、ライブ当日にはすっかり元どおり。
「45年歌っていてもこうなるんですからね、」と宏美さん。

まず1曲目は、
そんなアコースティックライブのリハーサルで、
歌詞のひとつひとつが心に染みて涙が出てしまった一曲。
岩崎宏美さんのアルバム
『PRESENT for you * for me』から『残したい花について』。

2曲目は、『愛の讃歌』。
この曲を歌った16歳当時、
エディットピアフを知らなかった宏美さん。
初めてのコンサートのエンディング曲、
一番最後に歌ったのがこの『愛の讃歌』。
宏美さん曰く「愛の意味も知らずに歌っています」!

3曲目は、『療養所(サナトリウム)』。
宏美さんにとっての“生き神様”、さだまさしさん。
『療養所』は、1979年、
19歳だった宏美さんが聞いた時よりも
今の方がずっと心に響く楽曲だそうです。
当時を思い返すと、2週間で14曲覚えなくてはいけなくて
3日間ホテルにカンヅメ状態だったこともあったとか。
歌詞だけでなく、MCも台本通りに覚えなくては
いけなかったこともありキャパオーバー。
ホテルの壁に腕を叩きつけて、
骨を折ろうとしてしまうくらい追い詰められていたそうです。
宏美さんが19歳の頃に歌ったライブ版
『療養所(サナトリウム)』を聞くと思い出す出来事だそうです。

4曲目は、『スカポロフェア』。
23歳の時に歌った宏美さん。
今思えば“こんなことしてたんだ!”というような一曲。
振り付けの先生から、コーラスの方3人とみんなで
「今からあなたたちは“女”なんだから、地球を感じて踊りなさい!」
と言われたことを今でも思い出すそうです。

5曲目は『再会』。
この曲を歌ったのは宏美さんが24歳の頃。
谷村新司さんから「素敵なシャンソンを歌う方がいるんだよ」
と教えてもらったのが金子由香利さんだそうです。
少し背伸びをし始めた頃の宏美さんが歌っている、思い出の一曲です。

「半年ぶりの、お客様の前で歌えるアコースティックライブを終えて…」
をテーマに、宏美さんのライブ音源など様々な楽曲をお届けした今回。
いかがでしたでしょうか?
宏美さん曰く、
「まだまだライブ版の音源もあるし、ツッコミどころ満載の曲もある」
ので、またvol.4の開催もあるかもしれません。
その時までお楽しみに。