#82『I got rhythm 音楽が生まれる時』 選曲リスト

今月のテーマ:「ネット世代が聴くべき昭和歌謡」 (第3回:岩崎宏美特集) パーソナリティ:町あかり(シンガーソングライター)

<番組のトーク・パートと選曲リスト>

今月は、昭和を彩った歌謡曲を令和の視点で紐解いていきます。今回は「岩崎宏美特集」と題して、昭和歌謡を代表する歌手の一人、岩崎宏美さんを特集します。

― 岩崎宏美さんは、オーディション番組「スター誕生」で最優秀賞に輝き、1975年にシングル「二重唱(デュエット)」でデビューを果たします。当時のキャッチフレーズは“天まで響け 岩崎宏美”。デビュー当時から抜群の歌唱力で、レコード大賞新人賞、最優秀歌唱賞、歌謡大賞など、数々の賞を受賞されています。

M1「ロマンス」/ 岩崎宏美
<Spotifyリンク>※ラジオでOAしたものとヴァージョンが異なる場合があります。

 1975年の2ndシングル。作詞は阿久悠さん、作曲は筒美京平さんが手がけた名曲です。

M2「私たち」/ 岩崎宏美
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 「ロマンス」のB面に収録されている楽曲で、岩崎さんの伸びやかな歌声が堪能できる名曲です。

M3「わたしの1095日」/ 岩崎宏美
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 1977年にリリースされたシングル『想い出の樹の下で』のB面に収録されている卒業ソング。作詞家の阿久悠さんが、岩崎宏美さんが高校を卒業されるということで、書かれた楽曲です。
 2番の「特別な思い出は 何一つ出来なかった ぼんやりと毎日を 過ごしてた気がして来た」「何かいい忘れていませんか もっと大切な話はありませんか」という歌詞は、どの世代でも共感できる気持ちかもしれません。

M4「未来」/ 岩崎宏美
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 70年代中ごろの、ディスコ歌謡と呼ばれるようなアレンジと、岩崎さんの伸びやかで迫力のある歌声が魅力の楽曲で、高揚感のあるイントロは、聴くと元気をもらえます。


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進行:町あかり(シンガーソングライター)
 1991年5月28日生まれ。東京都出身。2010年からライブ活動開始。他アーティストへの楽曲提供も行う。その他、衣装制作、イラストデザイン、紙芝居制作、コラム連載も行う。著書「町あかりの昭和歌謡曲ガイド」、昭和の流行歌をカバーしたアルバム「それゆけ!電撃流行歌」を10/21にリリース。