声優・野島裕史が、自転車をテーマにお届けしている番組「サイクリスト・ステーション ツアー・オブ・ジャパン」。10月17日(土)〜20日(火)の放送では、「サイクリストのマスク事情」ついて語りました。
パーソナリティの野島裕史
野島:もうすっかりマスク姿での外出が当たり前になってしまいました。声優という職業柄、1年中マスクをしていると思われがちですが、実は僕、もともと喉が強めで風邪も引きにくい体質なんです。マスク自体があまり好きではなかったのですが、新型コロナウイルスの影響により、人が多い場所では、さすがにマスクをするようになりました。
ということで、今回のテーマは「サイクリストのマスク事情」。自転車に乗りながらのマスク……最初の頃は、すごく悩んでいました。今は涼しくなりましたが、夏の暑い時期は、かなり暑かったですし、つらかったです。とはいえ、ロードバイクに乗って人混みを走ることはほぼなく、スピードも出しているので、マスクを外して乗ることがほとんどでした。
これは何のエビデンスもありませんが、“マスクをつけた息苦しい状態でロードバイクを漕いでいると、心肺能力が上がるのでは!?”という気がして、つけていた時期もあるのですが(笑)、やはり走っているときは“つけないほうが良いな”という結論にいたりました。ただ、この先寒くなるので、スポーツ用マスクをつけて乗れば(コロナ対策をしながら)寒さをしのぐことができます。
一説によると“マスクはマフラーよりも体温を保持して、暖かく感じさせてくれる効果がある”と言われています。寒い中で呼吸をすると、ものすごく体温を下げるんです。例えば、犬は汗をかかない代わりに、呼吸をして体温を下げていますよね。夏の暑い時期、走ったあとに“ハッハッハッハッ”と呼吸をして体温を下げている。だからそれくらい、呼吸をすると体温を下げる効果があるんです。
なので、マスクをすると体の保温機能にとても役立つと思います。“息苦しさ問題”ですが、ロードバイクショップなどで売っているスポーツ用マスクは、しっかりとフィットしながらも呼吸が比較的しやすい作りになっています。冬の寒い時期、“自転車に乗るのがつらいな……”というときは、そういったマスクを使うと体温の維持にも繋がりますし、コロナ対策にもなります。冬は、スポーツ用マスクを購入して自転車に乗ろうかなと思っています。
マスク自体は若干高いのですが、フィルターを交換して使えたり、ランニングコストは普通のマスクとあまり変わらないのでオススメしたいと思います。着用したまま人混みに入っても大丈夫なマスクなので、ぜひロードバイクショップで探してみてください!
さて、10月24日(土)〜10月27日(火)の「サイクリスト・ステーション ツアー・オブ・ジャパン」は、「車で輪行するときの“超基本”」をテーマにお届けします。車のタイプ別の自転車の積み方やメリット・デメリット、野島からまさかの発表も……!? どうぞお楽しみに!