<番組のトーク・パートと選曲リスト>
今月は、昭和を彩った歌謡曲を令和の視点で紐解いていきます。今回のテーマは「踊っちゃえ!気分がアガる昭和歌謡」です。
― 70~80年代に生まれた歌謡曲の中には、ディスコブームに伴ったアレンジがされた楽曲もたくさんあります。今日はそんな「ディスコ歌謡」を特集していきます。
M1「夏八景」/ 麻丘めぐみ
<Spotifyリンク>※ラジオでOAしたものとヴァージョンが異なる場合があります。
1976年にリリースされたシングルで、作曲と編曲はは筒美京平さんが手がけました。サマーチューンの割には、爽やかというよりは重厚な感じがありますが、そのじっとり感が、日本の夏の雰囲気が出ているようにも思います。
M2「胸さわぎ」/ 優雅
<Spotifyリンク>※ラジオでOAしたものとヴァージョンが異なる場合があります。
優雅さんは台湾出身の歌手で、日本でデビューする前から、台湾では大スターでした。この曲は1974年の曲ですが、優雅さんが日本で活動したのも、1974年前後のたった1年くらいでした。踊ることを目的としたような曲の構成も面白い部分です。
M3「うたかた」/ ピンク・レディー
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アルバム『ピンク・レディー・イン・USA』に収録されていた英語曲が、1980年に日本語版としてシングルカットされた楽曲です。ピンク・レディーの解散が発表された直後にリリースされた曲で、リアルタイムで応援していたファンにとっては、切ない思い出のある曲かもしれません。
M4「アイレ可愛や」/ 町あかり
<Spotifyリンク>※ラジオでOAしたものとヴァージョンが異なる場合があります。
最後は10/21にリリースとなった、町あかりさんのニューアルバム『それゆけ!電撃流行歌』から。笠置シヅ子さんの楽曲のカヴァーです。
町あかり書籍『町あかりの昭和歌謡曲ガイド』(青土社)
ネット世代の町あかりさんならではの観点で、歌謡曲について熱く語った1冊です。歌謡曲世代の方も、ネット世代の方も、是非お手に取ってみてください。
詳細はコチラ⇒(
http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=3453)
進行:町あかり(シンガーソングライター)
1991年5月28日生まれ。東京都出身。2010年からライブ活動開始。他アーティストへの楽曲提供も行う。その他、衣装制作、イラストデザイン、紙芝居制作、コラム連載も行う。著書「町あかりの昭和歌謡曲ガイド」、昭和の流行歌をカバーしたアルバム「それゆけ!電撃流行歌」を10/21にリリース。