~布袋寅泰 プロデュース・スーパーエディション①~

アーティストがマンスリーで音楽空間をプロデュースするスーパーエディション。 2020年11月は布袋寅泰がお届け!


布袋寅泰がプロデュースするスーパーエディション。
第1回目の放送を振り返ります。

11月25日(水)リリースのコラボレーションアルバム『Soul to Soul』について

久しぶりのコラボレーションアルバムということですが…?

布袋さん:色んな人々と交わりあいながら、刺激を自分の中にインプットしながら、充電したいなっていう思いがあって、久しぶりにギタリストに徹して、ヴォーカリストと一緒にものを作っていく、そんなスリルも味わってみたいなって所からスタートしました。
ギタリストにとって、ヴォーカリストっていうのは、ある意味一番近い相棒で、恋人同士でもあり。僕はヴォーカリストにとって、自慢のギタリストでいたいと思うと同時に、バチバチ火花が散るような、そんな間柄でいたいなと。

タイトル曲『Soul to Soul feat. コブクロ』について

布袋さん:この「Soul to Soul」って言う曲は、僕からコブちゃん(小渕さん)に、「今回は黒田くんにフォーカスしないか?」ってオファーをして。
コブクロのお二人の音楽はすごく繊細ですが、そのお二人にも色んな表情があるわけですよ。特に黒田くんは、かなりワイルドな男ですからね、今回は「男 黒田」にフォーカスを当てて、そして彼は熱心なソウルミュージックのファンでもありますから、「ソウルシンガーとしての黒田俊介」にフォーカスを当ててみようということで、コブちゃんと一緒にタッグを組んで、小渕くんが一緒に詞を書いてくれて、この曲が出来上がりました。
男らしい黒田くんの魅力がうまく表現できたんじゃないかなと思います。

布袋寅泰クロニクル!
来年でアーティスト活動40周年を迎える布袋さんが、今までの活動を振り返っていきます。

BOØWYとしてデビューした1980年代について

布袋さん:80年代を迎えた時には僕はちょうど18歳なわけなだね。18歳の僕は、生まれ故郷の群馬の高崎でアマチュアバンド活動をしていて、コンテスト等に応募しながら、夢を追いかけていました。
そして、「いつかプロになって、日本一になって、ワールドツアーをするようなロックミュージシャンになりたいな」っていう、大きな夢を抱いて、東京に出てきました。
そこで、僕の先輩でもあり、違うバンドで活動していた、氷室京介氏と久しぶりに再会してですね、ヒムロックから言われた「布袋、一緒にバンドやろうぜ」っていう一言から、僕らの歴史はスタートしたんですね。
まずは、ライブハウスから始まって。(お客さんは)誰も居ませんでした。今思えば、友達を呼んで、10人~20人の友達が集まってくれて、ライブを始めて。。。まあ、いろんな挫折もありました。でも、ライブハウスでの活動が、僕たちに色んな経験を与えてくれたし、ライブでの反応で、「こうやれば人に伝わるんだ」「人に伝えるためにはこういう努力をすればいいんだ」っていう風に、時代と仲間と共に、駆け抜けた80年代でした。
BOØWYは8年弱の活動だったんですが、この8年が僕の人生を変えましたね。BOØWYのメンバーとの出会いによって、自分はスタートできたし、バンドの終わりとともに、第二章が始まり、夢が膨らみ、冒険が続くわけです。

1980年代のソロ時代について

布袋さん:BOØWYを解散して、1988年に『GUITARHYTHM』という初めてのソロアルバムをリリースするんです。そして、ソロライブも初めてやりました。バンドの時はヴォーカリストの横でギターを弾いていたんだけど、ソロになってから、自分が歌も歌うということで、ステージのど真ん中に立つというね。これがなかなか慣れなくてね。当時はなかなか緊張しましたね。
そして、この『GUITARHYTHM』は、「ギター」と「リズム」の2つの言葉をくっつけた造語なんですけど、結果的にこれは僕のライフワークと呼べるようなキーワードとなってですね。僕はギタリストとして、色んなギタリストや色んなジャンルの音楽に影響を受けてきたから、色んな表現をしたいのはもちろんだけど、やっぱりリズムに拘りたいし、カッティングとか音の切れ味に拘りたいっていう、自分の意思表示としての「ギタリズム」というのが、40周年を迎える今の僕の中でも、欠かせないキーワードとして生きているというのは、あの頃の若き布袋寅泰は間違っていなかったなと思います。

吉川晃司さんとのユニット「COMPLEX」について


布袋さん:今は2人組のデュオはたくさんいますけど、当時は2人組のスタイルは、COMPLEXが初めてで。。。まあ、派手な二人でしたね。吉川くんも、あの頃からそうだけど、最近は役者としても頑張ってるし、たまにお会いするけれどもね、「お互いずいぶん大人になっちゃったね」なんて話しながら。あの頃は火花を散らすために出会った二人でしたからね。それが音楽的なクリエーションにつながったというか。結局COMPLEXは2枚のアルバムしか発表しませんでしたけど、その中に時代を閉じ込められたし、あの頃二人を高め合った青春のMEMORYが、音楽の中に詰まっていますね。


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【Song list】
・POISON / 布袋寅泰
・LONDON BLUE / 布袋寅泰
・Soul to Soul feat.コブクロ / 布袋寅泰
・Battle Without Honor Or Humanity / 布袋寅泰
・MEMORY / BOØWY
・BE MY BABY / COMPLEX


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