「そうだ、旅にいこう ~京都の紅葉の旅~」

OH! HAPPY STYLE

トラベルアドバイザーの石谷一成さんに「京都の紅葉の旅」についてお話いただきました。

・11月中旬から12月上旬に見ごろを迎える京都の紅葉。例年なら数カ月前から宿が取れない紅葉時期の京都。今年は平日だけでなく、土日でも空いてる宿がある。GOTOを使えば交通費も含めかなり安く行けるので諦めていた紅葉の京都へ・・・
京都の紅葉は見ごろを過ぎても楽しめるのが魅力。一面に敷き詰められた「散りもみじ」や色褪せ始めた紅葉と神社、仏閣の佇まいが京都ならではの風情を感じさせてくれる。

●大原
周囲を山に囲まれ、建礼門院(安徳天皇の母で平清盛の娘)が晩年を過ごした平家の隠れ里として有名。大原といえば「三千院」だが、「平家物語」ゆかりの古寺で聖徳太子が創建したといわれる山裾の寺「寂光院」(建礼門院はここで平家の菩提を弔った)まで足を延ばしたい。

●嵯峨野
例年なら歩くのにも苦労する地域だが、「二尊院」を過ぎて化野念仏寺へと続く道は歩く人も少なくなり静かな京都散策を楽しめる。1200羅漢で有名な念仏寺は厄除けの寺としても知られ、途中にはカフェや湯豆腐を楽しめるお店があり、比較的空いているのでゆっくりお茶や食事を楽しむことができる。

●トロッコ列車と保津川下り
トロッコ嵯峨駅から旧山陰本線を通ってトロッコ亀岡駅まで保津川沿いの約25分の旅(片道630円)。保津川下りは亀岡から嵐山渡月橋まで両岸の紅葉を楽しみながら約1時間半~2時間の旅(乗船料4100円)。

●貴船のもみじ灯篭(11月29日まで)
京都でも有数のパワースポットの貴船神社の参道には真っ赤な灯篭がずらりと並び、紅葉時期には灯りがともされライトアップされる。おひざ元の料理旅館街にも灯篭が並べられ、参道とともに街自体が幻想的な雰囲気に包まれる。

●毘沙門堂の散りもみじ
山科の山懐に抱かれた毘沙門堂の56段の石段に11月下旬から散りもみじが一面に敷き詰められる。朝早く出かけて赤い絨毯を踏みしめるのも一興。

ぜひ、旅行に行かれる際の参考にしてくださいね!