LEGENDS 岩崎宏美~シアワセノカケラ~

2020年11月

今回のLEGENDS 岩崎宏美~シアワセノカケラ~ 

ゲストは宮本浩次さんです。

この番組、初めてのご出演となる宮本さん。
宏美さんとも初対面だそうです。
ですがお互いにテレビ等で拝見していたからか、
はじめましてでは無いような感覚もあるとか。
宮本さんは、当時『スター誕生』を
毎週楽しみに見ていた思い出だったり、
宏美さんの歌を何度も聞いて、
自分の中に染み込んでいたんだと、
今回のニューアルバムを制作していて感じたそうです。

宮本浩次さんは11月18日に、
ニューカバーアルバム「ROMANCE」をリリース。
「ロマンス」「赤いスイートピー」「First Love」など、
収録曲のオリジナルは、全て女性が歌った楽曲というところが
特徴のひとつとなっています。
1リスナーだった少年時代に親しんだ楽曲から、
今回新たに出会った楽曲まで、
いずれも宮本さんが愛してやまない楽曲が揃ったアルバムです。
宮本さん曰く、「ロマンス」をはじめ
当時好きで聞いていた楽曲というものは忘れないもの。
今でもそらで覚えているほど、
常に近くに音楽があったのだと今回アルバムを制作してみて感じたそうです。

今回のアルバムを制作するきっかけは、
新型コロナウイルスに伴う緊急事態宣言の発令、
自粛生活の中で自身に課した
「1日1曲をカバーする」ということでした。
エレファントカシマシとしてデビューするよりも前に
親しんでいた楽曲を中心に弾き語り、録音。
宣言が明けてからそのデモテープを
信頼する音楽プロデューサーの元へ持ち込んだそうです。
弾き語りの段階では基本的にはギターと歌声のみ。
宮本さんはギターを始めた当初からほとんど独学で、
耳で聞いた音を鳴らしているのが特徴ということもあり、
今回のアルバムのアレンジも
オリジナルとは少し違った歌い方になっていてまたひとつの味になっています。

アルバム収録曲の「ロマンス」、オリジナルは宏美さん。
今回、アルバムを聞いてみて宏美さんは
「ロマンスがロックになっている!」と感動。
イントロからドッカーンと響くインパクトに心を掴まれているそうです。


さらに、今回カバーをされた楽曲を聞いてみて改めて
「ロマンスってこういう楽曲だったんだ!」という発見もあったとか。
宏美さんは当時を振り返って、
「歌詞の意味もわからないことだらけで、
遅れないように必死に歌っていた」と語っていましたが、
その無垢な歌声が強い想いのこもった歌詞を歌い上げることで、
聞き手の心に真っ直ぐに届いていた、と宮本さんは感じているそうです。
収録曲のひとつひとつに、当時の思い出が立体的に浮かぶような、
そんな強い楽曲が揃ったカバーアルバムとなっています。

今回、宏美さんから宮本さんに歌ってほしい楽曲がいくつも思い浮かんだとか。
宮本さんの歌詞を大切に歌われている様子や、
昔の曲と感じさせない表現方法も素晴らしく、
またどんどんカバーアルバムをリリースしてほしいと願うほど。
宮本さんはカバーをすることに対してハードルを感じていて、
“やめちゃおうか”と考えていたそうですが、
宏美さんは断固反対。
これからもリリースしてほしいと伝えていました。

今や宏美さんの車の中で何度も聞いているという
宮本浩次さんのカバーアルバム「ROMANCE」。
現在、絶賛発売中です。



【宮本浩次さんからのお知らせ】

*カバーアルバム『ROMANCE』発売中