音楽と言葉を電波に乗せて、東京の空へ。
50年におよぶ、ラジオと誰かの幸福な関係を、もう一度・・・。
今月は、日本人ジャーナリストとして初めてビートルズの単独会見に成功した、ポピュラー音楽専門誌『ミュージック・ライフ』の元編集長、星加ルミ子さんが語る、“真実の物語”を、4週にわたってお送りしていきます。
音楽と言葉を電波に乗せて、東京の空へ。
50年におよぶ、ラジオと誰かの幸福な関係を、もう一度・・・。
今月は、日本人ジャーナリストとして初めてビートルズの単独会見に成功した、ポピュラー音楽専門誌『ミュージック・ライフ』の元編集長、星加ルミ子さんが語る、“真実の物語”を、4週にわたってお送りしていきます。
現在、フリーの音楽評論家として活躍されている星加さんは、1940年生まれ。
父親の仕事の都合で移住した、青森県・八戸市では、近くの三沢基地から米軍向け放送・FENを聴くことができました。
トランジスタ・ラジオから流れてくるエルヴィス・プレスリーをはじめ、アメリカの音楽に夢中になったことがきっかけで、『ミュージック・ライフ』で働くことになったといいます。
同じく1940年、イングランド北西部の港町・リバプールで生まれた、ジョン・レノン。
彼もまた、雑音まじりの「ラジオ・ルクセンブルグ」に耳を傾け、エルヴィス・プレスリーの音楽に衝撃を受け、音楽の道を歩み出したといわれています。
ジョン・レノンの生誕80年、没後40年というメモリアルイヤー、2020年の最後を飾るのは、同じ時代に生まれ、ラジオから聴こえてきた音楽に導かれて出会った二人が育んだ友情の物語。星加さんとジョン・レノンが出会うまでの軌跡を4週連続でお届けしながら、20世紀が生んだスーパースターの素顔に迫っていきます。
第一回目は、星加さんがビートルズへの単独取材を成功させるまでの“True Stories”ビートルズの熱烈なファンだった女子高生たちの熱意にほだされ、持ち前の粘り強さと機知に富んだ秘策で鉄壁のマネージャーを篭絡し、4人のBOYSに出会った運命の日までのエピソードをお送りします。
1965年6月、かの有名なアビー・ロードにあるEMIスタジオで、悲願の対面を果たしたときの、4人の様子。
そして、ジョンのあるひとことで星加さんがひらめいた、雑誌の発行部数を飛躍的に伸ばしたアイディアとは・・・?
貴重なエピソード満載の25分をお楽しみください。
オンエア曲
「Love Me Do」 THE BEATLES
「Please Please Me」THE BEATLES ほか
お聞き逃しの方は
radikoのタイムフリーでどうぞ。
また、無料音声アプリ『AuDee』でも聞くことができます。ぜひ、チェックして下さい。
次回、12月13日の放送では、ビートルズ来日公演の舞台となった日本武道館前で当時のコンサートの様子や、彼らが滞在した旧・東京ヒルトンホテル、現在の「ザ・キャピトルホテル東急」で、再びの単独取材に成功した際の“True Stories“。
そこにしかなかった風景と物語をお届けします。