2020.12.2~ ホテル評論家 瀧澤信秋さんを迎えて③

第323回 ゲストに、ホテル評論家 瀧澤信秋さんを迎えての最終週<全集中で、ホテルを楽しめ!> ネット予約時代、「いいホテル」を見抜くコツ教えていただきました。!

杏子「ホテルの予約の前に選ぶポイント、、それは?」
瀧澤「ホテルは基本的に宿泊する機能が主なもの。
すなわち、「宿泊=眠り=ベッドを見ろ!」と言うことです。
ホテルの予約サイトにしても公式ページにしても
必ず客室の写真が載っています。
   だいたいはベッドが写っています。
そこで、どういった布団がかぶっているか見ろ!」
杏子・松室「ふとん?!」
瀧澤「ベッドでふとんに入りますよね。
   まず、真っ白な掛布団カバーがかかっている布団か。
   もしくは柄物のベッドカバーがかかっているベッドか、
   どっちですか。
   実は伝統的なベッドメイクというのは、ベッドに柄物の
   ベッドカバー兼掛布団カバーがかかっていて、
   その間にシーツが一枚かませてあって巻き込まれています。
   ベッドカバーって毎日洗えませんよね。
   間のシーツだけ洗います。
   僕ね、寝相悪いんで、その唯一清潔なシーツが
   ずれたりするんです。
   で、最近は、掛布団カバーを全体にくるんでしまっている
   真っ白な、これ、デュベスタイルと言います。
   これをやっているホテルに泊まれ!
   費用と清掃のコストがかかってもお客様に毎日清潔で
   休んで欲しいと。」

さらに、予約サイトで予約する場合、備考欄に、ダメもとで希望を書いておくことも勧められました。

瀧澤、「ホテルに行ったらホテルの方とサービスを見て欲しい。
    いいサービスだったら家に帰ったらサンクスレターを
    書きます。その手紙が支配人に届き、そのホテルマンの
    自信になります。
    初めてもらったサンクスレターって、
    一生の宝物だってホテルのひとはいいます。
    人とのふれあいをホテルで楽しんで欲しいな。
    ホテルというのは人がつくっていく側面があり、
    ゲストがつくっていく側面がある。
    いいホテルはいいゲストがつくります。」

ホテル評論家・瀧澤信秋さんの人生のスパイスは「ヒューマンウエア」でした。

M1. 2人のコンプライアンス / 松室政哉×山崎まさよし 
M2. 愛を歌う/大野雄二×常田真太郎(スキマスイッチ)×福耳