2020年12月

LEGENDS 〜岩崎宏美シアワセノカケラ〜

今回のLEGENDS 岩崎宏美~シアワセノカケラ~は、
宏美さんのニューアルバム
『LIVE BEST SELECTION2012-2020 太陽が笑ってる』特集をお届け。



「岩崎宏美デビュー45周年記念企画」の今作では、
2012年から2020年に行われたステージの中から
厳選されたライブ音源を収録。
「聖母たちのララバイ」「思秋期」「ロマンス」などの代表曲はもちろん、
最近のコンサートで問い合わせの多い
「残したい花について」「いのちの理由」、
また2017年に声優として出演し劇中で歌唱した
「美女と野獣」など多数収録されています。

そして、コロナ禍による自粛期間を経て、
半年振りのステージとなった
コットンクラブでのライブ(2020年8月開催)の最新音源から、
ジャズピアニスト・国府弘子さんとのステージ
「Piano Songs」などの音源も収録。
さらに、ボーナストラックとして新曲
「太陽が笑ってる」も収録されています。
これまで宏美さんのライブに来たことのある方も、
ない方も楽しめる一枚となっています。

そんなアルバム
『LIVE BEST SELECTION2012-2020 太陽が笑ってる』から、
宏美さんが選曲する音楽と共に、思い出を語っていただきました。


まず1曲目は、コロナが少しずつ落ち着き、
バンドメンバーとも久しぶりにスタジオで会うことができた一曲です。
2020年スタジオ新録の『太陽が笑ってる』。
この曲は池間史規さんの遺作。
亡くなる1週間前に“宏美さんの45周年の一曲に”と
提供してくださったものだそうです。
池間さん作詞作曲の、この曲を
これから大事に歌っていきたいと宏美さんは語っていました。

2曲目は、『2016年 / Piano Songs Special』より『聖母たちのララバイ』。
国府弘子さんとのライブで披露されたこの曲は、
イントロに国分さんの『ジプシー・バロック』が使われています。
これぞコラボレーションライブならではですね。

3曲目は、『2019年「PRESENT for you * for me」』から、
『ヒットメドレー2019
(未来 ~ ロマンス ~ センチメンタル
~ 好きにならずにいられない ~ シンデレラ・ハネムーン ~ 私たち)』。
このライブ版では、親衛隊の方々による「宏美ちゃーん!」などといった声も
収録されています。
コロナ禍でのライブでは、“I LOVE 宏美”と書かれた
お揃いのマスクをした親衛隊の方々から、
心の声でのコールや拍手で参加してくださったそうですが、
いつもコールの入る場所では何も聞こえず、
ふとはじめての「スター誕生」で
審査員の前で歌った時の気持ちになったとか…。
それでもたくさんの暖かい手拍子や拍手は、
宏美さんの心にしっかりと届いたそうです。

4曲目は、『2018年「Hello! Hello!」』から、『シアワセ色』。
この曲は、宏美さんが
“もし自分がこの世からいなくなっちゃう”ことがあった時に、
この曲を大事な人に残したい、と思うような一曲。
テレビでもあまり歌ったことがないという楽曲です。

5曲目は『2020年 / COTTON CLUB』から、『奇跡~大きな愛のように~』。
コロナウィルスの影響でライブの開催ができず、
やっと半年ぶりにライブを行うことができたライブでの音源。
ライブができない間に溜まっていく気持ちを
どう発散させようかという時に、
さだまさしさんの歌うこの曲が心に馴染んだそうです。
2020年8月に開催された、アコースティックライブでの音源です。



宏美さんのニューアルバム『LIVE BEST SELECTION2012-2020 太陽が笑ってる』特集をお届けした今回。いかがでしたでしょうか?
アルバムは現在発売中です。
今回ご紹介した楽曲の他にも、様々なライブ音源が収録されています。
ぜひ、この1枚で宏美さんのコンサートを心ゆくまで体感してみてください。