本日のJazz& Vocal Nightはジャズギター特集

Today's Topic



12月のテーマ曲、チェット・ベイカー、♪Grey Decemberでスタートした
今夜の”Jazz& Vocal Night”。
音楽プロデューサー、八島敦子さんのセレクトによる「ジャズギター特集」

まずは、パット・メセニー。
「東京JAZZ」のプロデュースを手掛けていた際、どうしても出演してほしかったのが彼。
ベーシストのクリスチャン・マクブライドとのduoで「東京JAZZ」に出演。
ステージには二人しかいないのに、バックでオーケストラが奏でているような
圧倒的な世界観の演奏を披露してくれたそう。
出演時に演奏した曲、♪James by パット・メセニー・グループ

続いて、ジョン・スコフィールド。
(ジャケット写真 Universal Music UCCU-5818)
2007年、メディスキ、マーティン&ウッドとジョン・スコフィールドによる
渋谷でのライブにでかけた八島さん。
メディスキ、マーティン&ウッド目当てのファンであろう若者に
「なに、このおっさん、マジでヤバクね」と言わしめたジョン・スコフィールド。
サイン会に並んで、連絡先もゲットし、フェスの出演を射止めました。
メディスキ、マーティン&ウッドと共演アルバムのタイトル曲♪A Go Go

今度はウェス・モンゴメリー
地味な存在だったギターを、ベニー・グッドマン・バンドでも活躍した
チャーリー・クリスチャンがエレキギターの単音弾きのソロ演奏を始め、
ジャズ・ギターの礎を築きました。
チャーリーに影響を受けたのが、ウェス・モンゴメリー。
現在活躍するジャズ・ギタリストで、ウェスに影響を受けていない者はいない
と言っていいでしょう。
ウェス・モンゴメリー ♪Airegin

ニューヨークを代表するギタリスト、ピーター・バーンスタイン
今年の6月、ニューヨークでソーシャル・ディスタンスをとりながら、レコーディングしたニュー・アルバムのタイトル曲、♪What comes next

八島さんの知るギタリストで、最も美しい心と精神を持っていた、チャック・ローブ。
3年前に他界した彼が、3代目のギタリストとして参加したグループ、フォープレイ。
この時期になると、どうしても聴きたくなる美しい曲、♪December Dream

次に、イギリス紳士のように穏やかで礼儀正しい人なのに、
ギター・プレイは思いっきりうねってます。
パット・マルティーノ「プレイズ・スタンダーズ」に収録、♪Sunny

番組も終盤、ここで唄物を1曲、
ニューヨーク、ブルックリンのギター&ヴォーカルのデュオ、レイチェル&ヴィルレイ。
八島さんが昨日、地元のレコード店でノックアウトされたファースト・アルバムから
♪The Laundromat Swing

ジャズ・ギター特集、最後を飾るのは八島さんからのクリスマス・プレゼント。
ジョー・パスの「六弦のサンタクース Six-String Santa」から
♪Have Yourself a Merry Little Christmas

来週29日、今年最後の放送は、月末恒例、DISK UNION 坂本涼子さんをお迎えして
「リクエスト特集」です、お楽しみに!