Georges Laval

大橋健一MWが日本、世界の素晴らしいボトルを紹介。 1本のボトルに隠されたストーリーもお楽しみに!

クリスマスの季節になりました。
私がお気に入りのシャンパン(Champagne)をご紹介します。
造り手の名前は【Georges Laval】

スーパーマーケットやデパートではまず見かけないシャンパンです。

シャンパーニュ地方はフランスの北東にある小さなエリアです。
このエリアで5000を超える造り手が存在しています。
その中でも大手のシャンパンが日本に入ってきている銘柄の中心になります。

しかしこの10年、大手に葡萄を提供するのをやめた小さな農家が、自分でシャンパンを造りはじめる、そんな風潮が少しづつ増えてきました。

では大手は悪いんでしょうか?・・・決してそうではありません。
大手はいろいろな畑からいろいろな葡萄を収穫しています。
あるものは糖度があってアルコリックになる。あるものは非常に綺麗な酸味がある。あるものは非常に芳香性が高い。そんな個性を緻密にブレンドして素晴らしい味を設計し世の中に出しています。

小さな生産者が大手に売ることなく、そこで作りはじめるとどういうシャンパンになるかと言うと、葡萄園そのもの味が詰まったものになります。
緻密にブレンドするためのストックも一般的には保持していないことも多いゆえ、毎年のビンテージのムラであったり、土地の味がダイレクトに反映されたシャンパンに仕上がってきます。

例えば、自分が持っている葡萄畑が正直言うと劣勢な葡萄畑の小さな農家が造ったシャンパンはクオリティが低いと言うこともあり得るんです。

「小さな農家が造ったシャンパン」と言うプロモーションのコメントに惑わされないで、本当に飲んで美味しいものを、特に小規模生産者の場合は選び抜かなければなりません。

私がお勧めした【Georges Laval】
非常に小さな小作農家が有機農法で造ったものです。
小さな小作農家が有機農法で造ったと言っても、土地が一流でなければ良いものに仕上がりません。
その点【Georges Laval】は私が数多くテイスティングしている小さな小作農家が造った中でもトップクラスに君臨するような非常に素晴らしく出来上がっているシャンパンになります。

値段も大手が造っているものに比べると1000円〜2000円高いですが、自分へのご褒美としてクリスマスを過ごしていただきたいと思います。

香りはブリオッシュパイのような香ばしい香りであったり、焼きリンゴのような香りがあります。
そんな香りを探しながら、このシャンパンを楽しんでみてください。



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