気になるアーティストを50音順に、坂崎幸之助が独断と偏見で
紹介している≪坂番洋楽データファイル≫(略してSYDF)
今回は「ホ」の付くアーティスト15回目、Paul Simon特集です♪
↑↑ “ねずみ”年にさようなら~。
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『ポール・サイモン(Paul Simon)』
★1941年10月13日、アメリカ・ニュージャージー州ニューワーク出身(79歳)。
1957年(高校生の時)に、小学校時代からの友人アート・ガーファンクルと
デュオグループ【トム&ジェリー】を結成。
「ヘイ・スクールガール」(1958年・全米49位)でレコードデビュー。
その後、ポール・サイモンは“ジェリー・ランディス(Jerry Landis)”という名前で
ソロ活動をしたり、【ティコ&ザ・トライアンフス(Tico & The Triumohs)】という
バンドを組みシングルをリリース。
しかし、ヒットに恵まれないポール・サイモンは、
1963年~1964年にイギリス・ロンドンに拠点を移します。
そんな中イギリスに向かう前にレコーディングした【サイモン&ガーファンクル】
としてのデビューアルバム『水曜の朝、午前3時』収録曲
「サウンド・オブ・サイレンス」が全米のFM局で大量オンエアされ話題に。
この好機を逃すまいと、所属レコード会社は(ポール・サイモンには内緒で)
勝手にエレキギターとドラムをオーバーダビングしたバージョンを作成し
シングルとして発売(1966年・全米1位)。
これを境に【サイモン&ガーファンクル】は次々と大ヒットを放ちます。
1970年、S&Gは最後のオリジナルアルバム『明日に架ける橋』発表後、
志向する音楽の違いなどから、音楽活動を停止。
それぞれソロ活動をスタート。
ポール・サイモンは、1972年『ポール・サイモン(Paul Simon)』をリリース。
♪母と子の絆(Mother and Child Reunion)
*アルバム『ポール・サイモン』からのヒットシングル。
ジャマイカで録音された(レゲエを取り入れた)曲。
*1972年・全米4位のヒット。
*同アルバムからは「僕とフリオと校庭で」「ダンカンの歌」も
シングルカット。
★1973年には『ひとりごと(There Goes Rhymin' Simon)』をリリース。
このアルバムからの1stシングル「僕のコダクローム」は全米2位の大ヒットに。
さらにディキシー・ハミングバーズを迎えたゴスペルナンバー
「母からの愛のように(Loves Me Like A Rock)」も全米2位を記録。
♪アメリカの歌(American Tune)
*アルバム『ひとりごと』からのシングル曲。1974年・全米35位。
*この曲の前半部分ではバッハの「マタイ受難曲」を引用。
★1975年には大ヒットアルバム『時の流れに(Still Crazy After All These Years)』を発表。
このアルバムには、S&G活動停止から5年を経てシングルリリースされた
「マイ・リトル・タウン」も収録。
♪マイ・リトル・タウン(My Little Town)/サイモン&ガーファンクル
*1975年・全米9位のヒット。
*この曲は、アート・ガーファンクルのソロ2枚目のアルバム
『愛への旅立ち(Breakaway)』にも収録。
★アルバム『時の流れに』からはフィービー・スノウをフィーチャーした
「哀しみにさようなら(Gone at Last)」に続き、
「恋人と別れる50の方法(50 Ways to Leave Your Lover)」がシングルリリース。
ポール・サイモンのソロとして初の全米No.1シングルとなりました。
♪恋人と別れる50の方法(50 Ways to Leave Your Lover)
*スティーヴ・ガッドの独特のリズムパターンが印象的。
*1976年に全米1位を獲得。
*アルバム『時の流れに』はグラミー賞≪最優秀アルバム賞≫受賞。
★その後ポール・サイモンはジェイムス・テイラーと共に、
1977年にリリースされたアート・ガーファンクルの3枚目となるソロアルバム
『ウォーターマーク(Watermark)』に参加。
♪ワンダフル・ワールド((What A)Wonderful World)
/アート・ガーファンクル with ジェイムス・テイラー&ポール・サイモン
*サム・クックの名曲をカバー。
*1978年・全米17位を記録。
★1980年発表の5枚目のソロアルバムはポール・サイモンが
主演・脚本を担当した同名映画のサウンドトラック盤にもなっている
『ワン・トリック・ポニー(One-Trick Pony)』。
♪追憶の夜(Late in the Evening)
*1980年・全米6位を記録。
*スティーヴ・ガッドのドラムも圧巻!
★翌1981年には、活動停止から11年ぶりに【サイモン&ガーファンクル】として
N.Y.のセントラルパークに約53万人を集めたフリーコンサートを行ない大成功。
1982年には、当時の後楽園スタジアムでの野外コンサートのため来日。
そしてポール・サイモンは1986年発表のアルバム『グレイスランド』を皮切りに、
アフリカ音楽をはじめ、ワールドミュージックへと傾倒して行きました。
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次の更新はネット局すべてのOA終了後
2021年1月6日(水)AM5時以降の予定です。
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