今日のお題は「身につけたい日本文化」
■日本の伝統芸能の殿堂が、実はここ半蔵門にあります。
まさにTOKYOFMのほぼほぼ、お隣の「国立劇場」
1966年に開場以来、歌舞伎や文楽を中心に、
日本舞踊、雅楽などの伝統芸能の公演を行っている。
敷地内には落語や講談など大衆芸能を上演する国立演芸場もあり。
こういうところに通ってる人、、、粋ですね。
風格が感じられる建物は、奈良の正倉院などに見られる校倉(あぜくら)造りを模したもの。
正面にずらりと飾られている赤い提灯が鮮やかです。
春には満開の桜が咲き、その美しさは絶品!
歌舞伎というとやはり銀座や新橋、というイメージもありますが、こちらは、学生割引などもあり、ちょっとリーズナブルな料金設定も魅力。
■ちなみにこの国立劇場では、若手を育成する事業も行っていて、ただ今、研修生を募集中!
今募集しているのジャンルは、歌舞伎俳優と、文楽の大夫(たゆう、語り手のこと)、三味線(しゃみせん)、人形。
応募資格は、中学校卒業(卒業見込みを含む)以上の男子で、原則として年齢23歳以下の者。経験は問いません。ですって!
もちろん審査がありますが、選ばれたら、研修期間は2年間。
歌舞伎であれば、研修内容は、歌舞伎実技・立廻り・とんぼ・化粧・衣裳・日本舞踊・義太夫・長唄・鳴物・箏曲(そうきょく)・体操・作法・舞台実習他。
学ぶことたくさんありますね〜。
研修を修了したら、歌舞伎役者として舞台にも立てるかもしれない、そう。
気になる方、是非国立劇場のホームページをチェックしてください。
■ 身に付けたい日本文化、日本の伝統音楽、邦楽も魅力的ですよね。
邦楽って、日本の音楽という意味でとらえる人も多いかもしれませんが、日本古来から伝わる伝統的な音楽を指す言葉です。
でもコロナ禍で、舞台やお祭りもなくなり、多くの邦楽器のメーカーは苦境にたたされています。
そんな中、大人気の和楽器バンドが、こうした邦楽器のメーカーに救済の手を差し伸べていることが話題になっていますよね。
昨年8月には、三味線の最大手メーカー(東京和楽器)が廃業するというニュースを受けて、ライブ開場やオンラインで募った寄付金、
800万円を送り、廃業がまぬがれることになりました。
さらに現在は、江戸初期発祥とされる広島県福山市の「福山琴(ふくやまごと)」に手を差し伸べています。
今まさに寄付金を募っているところだそうです。
今、文化の危機に面しているなか、こうした和楽器バンドの試み、すばらしいですね。