日本は、魔法の国・・ 魔法の秘密をひとつひとつ紐解いていきましょう!
1月15日は女正月。
お正月からこの日までは、保存食であるおせち料理で、女の人も仕事を休み、かまどの神様に休んでいただきました。それによって、1年間、よろしくお願いします、と祈りました。
女性は、昔は「かみさま」でした。
女性は「かみさん」「奥さん」なのです。
家をまつる人、食べることで、家の人々の命を守るのが仕事です。
「鬼」となって、家人の命を危うくすることもできてしまうのです。
「鬼嫁」と言いますが、結婚する女は、一度死んで鬼になり、角隠しで角を隠して、生まれ変わって嫁いできます。
白むくのままで、赤いお色直しをしなかった人は鬼嫁になると言われます。
血を入れ替えて、苗字を変えることに通じています。
1月15日、旧暦では、今年は2月26日、27日が女正月。
この日は、小豆(あずき)を食べましょう。今年、食べ物に恵まれますように。
昔は、その年に食べ物に恵まれるかどうか、小豆をいれて粥を炊く粥占いをして、穀物の出来高を占いました。
狼の占いもありました。狼は、食べ物の神様、食物連鎖の頂点、「大口の真神」、食べ物をつかさどります。いまは、キツネが神社にいますが昔は狼でした。
狼は賢く、姿をみせず、人間社会を見ています。
鹿などの胃を食べて、残りの身体は人間に与えました。
けものへんに良いと書くのはこのためです。
収録のあとは、井戸さんの美味しい牡蠣のプレートをいただきました!