本日のJazz& Vocal Nightは、小曽根真さん特集!

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今夜の「Jazz & Vocal Night」は、3月3日に60歳記念ソロ・ピアノ・アルバム
「OZONE 60」をリリースする日本が誇るピアニスト、小曽根真さんを特集しました。

1980年代からジャンルを問わず、世界的に活躍するジャズ・ピアニスト、小曽根真さん、
まずは、水戸芸術館 コンサートホールATMで録音された最新作「OZONE 60」から
いち早く♪Gotta Be Happy

新作はソロ・ピアノですが、小曽根さんは、ビッグ・バンドNo Name Horsesの活動も
盛んです。No Name Horsesは、ビッグ・バンドのリーダー達が集った強者が揃ったビッグ・バンド。
このバンド名は小曽根さんの奥様、女優の
神野三鈴さんがネーミング。
「誰にも支配されず自由奔放に駆け回るサラブレッド」をイメージしたそう。
ファースト・アルバム「No Name Horse」から ♪Cat Summit

先週、金曜日12日に、チック・コリアさんの訃報が届きました。
小曽根さんとチックさんは、度々共演する盟友でした。
実は、今年の秋に小曽根さんの還暦とチックさんの80歳を記念したコンサートの企画を
準備していて、八島さんのそのスタッフだったとのこと。
ここでは、チック・コリアさんを偲び、小曽根さんとのピアノ・デュオです。
♪ La Fiesta

ジャズと並行してクラシックにも本格的に取り組む小曽根真さん。
ニューヨーク・フィルハーモニックやサンフランシスコ交響楽団、
シカゴ交響楽団など、国内外のオーケストラとも共演。
ジャズ、クラシック、さらに映画音楽や演劇の音楽など多岐にわたって活動しています。
では、アラン・ギルバートの指揮によるニューヨーク・フィルハーモニックと共演した
♪Rhapsody in Blue

ジャズ・フェスティバルのプロデュースを通じて、
小曽根真さんとご一緒する機会に恵まれた八島敦子さん。
八島さんによると、小曽根さんはピアニストであり、素晴らしいプロデューサーでもあり、
いつもタイムリーなアイデアやひらめきを持っていて、
最高峰のアーティストを揃えて、それを実現してしまうそう。
ジャズ・フェスティバルをの制作で
「フェスティバルのステージでしか実現できないことを実現したい」
と考えるようになったのも、実は小曽根さんがきっかけ。

2007年、No Name Horsesが出演した際、マイク・スターン・バンドと
いきなり共演しようとして、ほぼ一夜にして夢の共演を実現させたこと。
2014年には、No Name Horsesとクリスチャン・マクブライド・バンドで
ビッグ・バンド対決を実現させたり...
どんな企画も根底に流れているのは「ホンモノ」であるということ。
「ジャズ・フェスをやるんだったらホンモノのジャズを持ってこないと」
これが小曽根さんと知り合ってからずっと心掛けてきたことです。
では、ホンモノの定義って?
それぞれのホンモノを真剣に考えて実践することこそが、
音楽に携わる私たちのミッションなんじゃないか、と思います。
八島さんにとってホンモノのジャズを教えてくれたのは小曽根真さんだそうです。

小曽根さんが教えてくれたホンモノのジャズの象徴が、エリス・マルサリスとの共演。
エリスはウィントン・マルサリスとブランフォード・マルサリス、
いわゆるジャズの名門一家、マルサリス家のお父さん。
エリス・マルサリスは残念ながら昨年4月に新型コロナ・ウィルスのため、
亡くなってしまいましたが、ホームのニューオーリンズに、
エリス・マルサリス・ミュージック・センター・フォー・ミュージックを創設しました。
そこで録音された曲です。
♪Sweet Georgia Brown by Ellis Marsalis & Makoto Ozone

最後の曲は、小曽根さんがプレイするオスカー・ピーターソンのナンバー。
小曽根さんがオスカー・ピーターソンを聴いたのは、11歳の時、
大阪厚生年金ホールだったそう。
それまではオルガンを弾いていた小曽根少年は、オスカーのピアノに感動し、
家に帰ってお母さんにピアノを習いたいと話したことが
ピアノを始めたきっかけだそう。
こうしてジャズのバトンがリレーされていくんですね。
♪ Hymn to Freedom

来週は、79歳で他界してしまったジャズ・レジェンド、チック・コリアの追悼特集です。
毎月月末におこなっているリクエスト特集は、3/2になります。
お楽しみに!