声優界随一のサイクリスト・野島裕史が、自転車をテーマにお届けしている番組「サイクリスト・ステーション ツアー・オブ・ジャパン」。2月13日(土)〜16日(火)の放送は、フードカルチャー誌「RiCE」編集長・稲田浩さんがリモートで出演。「RiCE」17号の特集「ハンバーガー」について語りました。
「RiCE」第17号の特集「ハンバーガーに夢中」を食い入るように読む、パーソナリティの野島裕史
◆最近のグルメバーガーのトレンドは?
稲田:やはり、東京・池袋にある「No.18 (ナンバージュウハチ)」です。今のグルメバーガーの盛り上がりをけん引している存在で、一部では「No.18以前」「以後」って言われるぐらい画期的な存在で屈指のお店です。
一般的なハンバーガーのお肉はミンチが多いと思うのですが、ハンドチョップしていろんなお肉のお美味しいところを全部混ぜ込んでいます。さらに牛脂などのパーセンテージも計算しているので、ほどけるような肉感なんです。これは他では味わえない瞬間ですね。
野島:今回の「RiCE」を読んで、一番食べてみたいと思ったのは「No.18」のハンバーガーでしたね。
稲田:今はテレビなどでも取り上げられて、並んだりしているようですが、ここは間違いなく最初に行くべきお店かなと思います。
◆最先端の高コスパグルメバーガーも
稲田:あともう1店。2020年11月に中目黒にできた「BLUESTARBURGER(ブルースターバーガー)」。そこは安くて美味しい。一番安いハンバーガーは170円なんですよ!
野島:もうファストチェーン店並みですね!
稲田:フードロスゼロで素材にもこだわって味を極めている。それがこの値段でできるのはすごい。ポイントの1つは完全キャッシュレス。アプリで注文をすると、受け取り時間などが確認できるので、注文から受け取りまでの無駄な時間を減らしてくれます。いろんなコストをカットすることで、この値段を実現させているそうです。社長は何と23歳!
野島:若い! この若さだからこその発想かもしれないですね。
稲田:ハンバーガーに新しい流れができてきたと思います。この値段で、この味はすごいです。ちなみに今、コロナの影響でテイクアウトの需要がすごく高まっていますが、現在のような状況をまったく想定せずに、当初の計画通りに作ったようです。
野島:そうなんですか!
稲田:当初は若い方、先端層向けということで中目黒でスタートしましたが、コロナ禍での需要が後押しをして、結果的にお年を召した方もたくさん利用されていて、幅広い層に支持されているそうです。
野島:今のご時世に見事にマッチしたんですね。
稲田:そうなんです。だから早くもフランチャイズの話もあって2,000店を目指しているようです。将来的には海外展開、アメリカ進出も考えているようです。
野島:夢が大きい!
稲田:それを成し遂げた日本のハンバーガーはないので、社長が23歳ということも含めて新しい動きだなと感じますよね。
さて、2月20日(土)〜23日(火・祝)の「サイクリスト・ステーション ツアー・オブ・ジャパン」は、野島裕史のサイクルコラム「ハンバーガーに夢中!」をお届けします。お楽しみに!