山歩きで知っておくべき鉄則をまとめました。
おいしい空気と気持ちのいい景色へお誘いする「JOYFUL LIFE」。
山と温泉と音楽が大好きなアウトドアナビゲーター渡部郁子がご案内します。
さて春のアウトドアシーズンとなり、山を目指す人も多くなってきました。
そこで今日は、山歩きで知っておくべき鉄則をまとめました。
まずは、道に迷わないための鉄則。
歩きやすかった登山道が細い道になってしばらく続いたり、暗い道になってきた時は要注意。
あなたは道をはずれてしまったかもしれません。
そんなときは、歩いてきた道をそのまま戻りましょう。
どうにかなるだろうと進んでしまうと遭難事故につながるかもしれません。
だから速やかに来た道を戻りましょう。
もし来た道もわからなくなってしまったら、その場から動かないのが鉄則です。
でも、そうならないために、準備をしておけば、リスクはかなり減らせます。
その方法。
まずはグループで行動すること。経験者が1人でもいると安心です。
それから今はインターネットで登山コースを調べることもできるので、コースを細かく紹介している人のページを参考に、コース内の景色や、分かれ道、分岐点にどんな案内標識があるのかなど、登山コースのルート上にある目印ポイントを事前チェックしておくこともお勧めです。
もちろん、アイテムもしっかり準備しましょう。
地図やコンパスは必需品です。
それからヘッドランプも忘れずに。
道に迷わなくても、急な天候悪化や日暮れどきには頼りになります。
また道に迷ってしまったあなたを、ヘッドランプの明かりで見つけてくれるかもしれません。
他に、アウトドアショップで扱っているホイッスルがあると心強いです。
登山用のホイッスルは少しの息でも大きな音が鳴るので、万が一の時は自分の居場所を知らせることができます。
持ち物の準備はどうか万全に。
最後に、山の天気はコロコロ変わるものだと覚えておくのも鉄則です。
出かける前に天気予報をチェックしても雷や霧に見舞われる事はよくあります。
雷の気配を感じたら素早く避難することが鉄則。霧が出て歩くのに不安を感じたら、霧が晴れるのを待つのが鉄則です。
しっかりと準備をして、ピンチになってもあわてないこと。
楽しい1日を過ごすために、ぜひ心がけてくださいね。