#14 青い牛に習って、ホワイトデーの週末を過ごそう。

中国の瑞獣「青い牛」をご存じですか?

今回の井戸理恵子さんのお話は、中国の瑞獣「青い牛」から・・
瑞獣とは、麒麟や鳳凰などのこと、青い牛もその仲間です。

天満宮の牛が知恵の神でもあったり、
お釈迦様がスジャータ(ミルクがゆ)で生気を養ったという話があったり、
牛というのは色々生きる力を与えてくれます。
道教の開祖、老子が乗ってきたのが青い牛と言われています。
青い牛は角が1本。
角が天から螺旋を描いてそこには知恵が宿っているんです!
今年は丑年です。
今年の丑を普通の牛と見るか?あるいは青い牛と見るか?
青い牛をまつって、智恵をいただいて、
難を乗り越えましょう!

さあ、今日は青い牛に知恵をいただきます。
青い牛に乗ってやってきた老子の道教。
その道教の中で生まれた信仰の話です。

道教の教えでは三尸(さんし)という虫が人間の体の中にいると言われています。
寝ている間にエンマ大王に悪いことを告げ口し、とりついている人を早く死なせようとするする3匹の冷酷な虫です。
今年の3月13日は庚の申(かのえのさる)です。
土が際だつ感じでエネルギーが強い日。
この虫たちがぴょんぴょん出てくる日です。
虫たちを封じるために、江戸時代の人たちは
庚の申の日に夜を明して講をもちました。
これを「庚申講」といいます。
みんなでお酒や食べ物を持ち寄って、
寝ずにお祭りするのです。

庚申とつづく辛酉の日は、人間が冷酷になる日とも言われていました。
60日に一度めぐってくるこの2日間を、人々は、集まることで、お互いに知り合い、より仲良くなる日にしたのです。
そして、庚申講が盛んになり、病もだんだん減っていきました。病も気から! 理解しあうことが大切ですね!
60日ごとに集まって、いいことを報告しあうと、
みんなが幸せになっていきます。

いまは、そういう行事はなくなりましたが、
今回は、3月13日、14日・・なんとホワイトデーの週末!
新月と重なり月の力も弱まっています。
今年最初の庚申講なので、みなで集まって、
リモートでもいいので、心の内をわかちあい、
楽しく過ごすことを心掛けてくださいね!




収録後は、ビーフカレーではなく、井戸さんの鹿カレーをいただきました!