声優界随一のサイクリスト・野島裕史が、自転車をテーマにお届けしている番組「サイクリスト・ステーション ツアー・オブ・ジャパン」。3月20日(土)〜3月23日(火)の放送は、現在、野島がハマっていると言う「自転車ライドでの動画撮影」について語りました。
パーソナリティの野島裕史
◆自転車に乗りながら撮影…オススメ機材&撮影方法は?
野島:最近はYouTubeをはじめ、映像のブログ「Vlog(Video Blog)」など個人で動画撮影をして配信することが一般的になってきましたね。ちなみに僕も自転車に乗って景色がいいところを走っていると、「動画撮影をして配信して、サイクリングの素晴らしさを伝えたいな」と思うことも多々あります。
実際、自転車に乗りながらの撮影を試みているのですが、楽しさや臨場感を伝えるのが、なかなか難しい。ちなみに僕は機材マニア&ガジェット好きなので、機材を買ったり、レンタルしたり、いろいろと試しています。今回は、そのなかからオススメ機材や撮影方法を紹介したいと思います。
まずは、GoProをはじめとしたアクションカメラ。特にGoProはアクションカメラの元祖的存在です。9世代目となる最新版は「GoPro HERO9」。このアイテムの一番インパクトが強いところは、“超強力な手ぶれ補正”。自転車のハンドルにつけて撮影すると、何世代か前のGoProですら、かなりブレブレな状態だったのが、最新版はまったくブレないんです。多少のガタガタ道を走っていてもブレない。かなりなめらかな映像が撮ることができます。
そして、広角レンズなので景色もかなり撮れて、迫力ある映像を撮ることができます。画質はもちろん綺麗。基本的に不満はないのですが、ハンドルに取りつけて撮影した進行方向に進む映像を見てみると、単調というか、画質がめちゃめちゃいいドライブレコーダーを見ている気分になるんですよね。もちろん、その映像だけでも楽しいのですが、もう一工夫したいと思って、次に思いついたのが、頭の上にカメラを取りつけてみようと思って。ヘルメットにアクションカメラを取りつけて、少し首を傾けながら景色のいい場所を撮影すれば、もう少し臨場感が出たり、アクセントになるかな?と思ってやってみました! 実際にやってみると……やはり手ぶれはしないのですが、前傾姿勢になると地面を映す状況になってしまって、上手に撮影できませんでした。
そんな感じでGoProでの撮影方法を探っているときに、自転車仲間の声優・伊藤健太郎くんのYouTubeを観ていたら、めちゃくちゃダイナミックな映像を撮っていて。「Insta360 ONE R」というカメラを使っていました。ライド中の景色、そして自分、進行方向……全部含めて360度の映像として記録できるんです。撮影後、編集の段階でカメラワークを決められるので、「そういえば左手にすごく綺麗な湖があったな……」と思い出したときは、動画編集段階で、カメラをその方向に向けながら編集できる、めちゃめちゃ画期的なカメラです。
これ360度の映像が撮れるのは、この「Insta360 ONE R」と、GARMIN(ガーミン)からも出ている「VIRB® 360」、もちろんGoProからも「GoPro MAX」という名前で発売しております。
そんなわけで、僕も「GoPro MAX」を入手しました! 最近入手したばかりで、まだ自転車に取りつけて走っていないのですが、かなり楽しみです。この続報を、ぜひ番組でもお伝えしていきたいと思っています!
次回3月27日(土)〜3月30日(火)の「サイクリスト・ステーション ツアー・オブ・ジャパン」は、野島裕史のサイクルコラム「青森スノーライド」をお届けします。お楽しみに!