桜も終盤になってきました。
夜桜は、昔的に考えるととても意味がありました。
子孫たちが桜を見にやってくるので、ご先祖さまも桜に集まってきます。
桜には死霊がいっぱい!ぜひ交流を。
そして、春は眠い。
春は、眠っている間に身体がリセットされ、
いままで眠っていたものがあふれ出て発動します。
身体のことを「大悟(だいご)」といいます。
大いなる悟り、ということ。
わかった気でいても、身体に勝るものはありません。
脳は使っていない部分がたくさんあるといわれるように、
いろいろな機能が身体の中にあります。
無限の可能性を秘めているので、本能的なものにちょっとだけ従ってみるのもいいですね。
たとえば、噂をすれば影、といいます。
話しているとその人が現れるのは、その人が近くにいることを、
ウワサしている人みんなの身体ネットワークが感じているから。
夜桜の下で、亡くなった人の話をするときは、
その人もあの世から来ています!
自分の身体の中にある情報が察知して、
いま自分に必要なことを教えてくれます。
いまあの人が生きていたら・・と話す、思うことは、
その人がしていたことが、あなたにいま必要なことなのです。
明け方の夢は、短時間でも長いことが多く、霊夢とよばれています。
身体が47億年の細胞を呼び起こすかのように昔の話をするのです。
そして、若いころの話をすると、身体も若くなります。
井戸さんがフィールドワークで、
山形のおじいさん・おばあさんと話したとき、
昔歌ったという“木登りの歌”を教えてほしいというと、
「やってみないと思いだせない!」と言い出しました。
そして、いきなり木登りをはじめて歌も思い出したそうです!
若い時に覚えたことは身体が動きます。
歌の力も大きなものです。
今年は宴会はできませんが、夜桜をみながらふと思いうかんだ歌を歌うのもおすすめです。
なにか関連したことがあなたを呼んだのかもしれませんよ。