高橋愛と西樹(みんなの経済新聞ネットワーク)がお送りする
「日本カワイイ計画。withみんなの経済新聞」
今回は、後半のゲストは、東京農業大学の大学院農学研究科在学中に
農業ベンチャーの株式会社Agnaviを起業。
現在は東京農業大学の客員研究員をしながら、
農業に関するあらゆる問題を解決し、生産者と消費者をつなげる
プロジェクトを運営する玄成秀さんに
リモートで参加していただきました。
高橋 玄さん、よろしくお願いいたします!
玄 よろしくお願いいたします。
西:玄さんが卒業された東京農大には、日本で唯一醸造学科があるんですね。
全国の酒蔵関係者の半分くらいを輩出する名門と言われています。
今回紹介するのはこれは缶詰に入った日本酒ですね?
玄:弊社では缶に入った「Ichi-Go-Can」という商品を作りました。
西:かっこいい音ですね。
このプロジェクトはどういったものでしょうか?
玄:缶入りの日本酒という事で、日本酒を手軽に消費者の皆さんにお届けできるように容器を小さくした。
英語にしたのは、これから海外に日本酒を広めたいという思いを込めています。
高橋:日本的にも新しい試みですよね。
西:ガラスの物はワンカップのものは色んな銘柄ありますけど、
缶にすると難しさはありますか?
玄:実は缶自体が60年くらい前から商品化されているんです。
ただ、酒蔵は日本で1200~1500くらいあるが、大きな酒蔵さんは無い。
一方で、資力として日本酒はビンが出ていた。施設だったり、設備投資がなかなか取れなかったことが大変でした
西:缶を作るとなると大変ですよね。
ですが、デザインがユニークというか、ぱっと見、日本酒が入っている感じがしない…(笑)
玄:今回の「もやしもん」のプロジェクトは、日本酒というと銘柄とか香りとか中身でアプローチする方が多いので、
今、デザイン性や缶の特徴を活かす為に、消費者の皆さんが「これなんだろう」と思うような
高橋&西:うん、思います(笑)
西:日本酒と言えば、太い文字でババっと書いているイメージですからね。
高橋:シンプルなイメージですよね
西:でも、カラーリングが緑と黄色
高橋:缶だからこそできるデザインもありますもんね。
西:缶にすると流通も、大分違う所に流していけるということですか?
玄:缶の特徴としては、日本酒の大敵と言われる、紫外線を100%カットできる。
ビンと比較すると、割れない、軽く持ち運びが容易。小さいという点で冷蔵庫の場所を取らず、
アルミ缶であるためゴミ捨てが容易で、リサイクルも可能。
ビールがビンから缶ビールになったというように、ビンの日本酒が缶になっていいのかなと。
西:一升瓶でないだけで、色んなチャレンジもありますよね?
玄:一升瓶で飲み切れる人はなかなかいない。
「Ichi-Go-Can」サイズだと、一升瓶サイズが10個になる。
西:やっぱり、「Ichi-Go-Can」サイズだと、飲み比べが出来る。
一升瓶はね、何本も買って飲み比べするわけにもいかないから
高橋:あと、開けるタイミングもね!
そんな中で、玄さんのこれからの夢はなんですか?
玄:日本酒に関しては、缶を使っていることから、日本酒を遠くに、ブラジルの人も日本酒を手軽に楽しめるようにしたい。
会社に関しては、食品業界のソフトバンクを目指したい。
あの会社もどんどん成長していますが、20年後、人口が100億人と言われているから、
安全安心で食品を食べられるよう、世界を作れるよう、事業を広げたいです。
高橋:頼もしいです!
西:20年後には簡単にお会いできないような感じがします
高橋:今この時間が貴重ですね!
…
今回は、「もやしもん×農学原酒のコラボ缶、日本酒」を番組お聞きいただいた方【3名】にプレゼントいたします。
ご希望の方は「日本カワイイ計画。withみんなの経済新聞」サイトのトップページにある「番組にメール」から、
1:おなまえ 2:住所 3:連絡先
そして「もやしもん」と書いてお送りください。
※締め切りは4月25日 日曜日 到着分まで。
当選者の発表はプレゼントの発送を持ってかえさせていただきます。